母親の原因不明の歩行障害
今から１５年ほど前、絵画や旅行、洋裁が趣味で外出大好きな
母親が度々歩行中に転倒するようになりました。
私たち子供よりも母親が一番ショックを受けていました。
大好きな外出ができず友人と会えない日々。
それでも前向きな母親は早く治したいと、リハビリ病院へ
通いましたが良くなるどころか悪くなるばかり。
私や妹が付き添って病院探しの日々。
３年間で２桁の病院に通いましたがどれも整形外科的な
診断のみで足を酷使するような治療方法ばかりでした。
そんな時、知り合いに紹介してもらった大学病院に
妹が付き添い受診すると 診断結果はパーキンソン病でした。
運動機能と認知機能の低下もありました。
市役所に相談してケアマネジャーさんを紹介してもらい
要介護認定を受け、介護保険で自宅の手すりの設置や
杖や車椅子の購入をバタバタと行いました。
パーキンソン病とは：手の震えや歩行障害などの運動障害の事。
進行すると自力での歩行が困難になり、車椅子の生活や
寝たきりの状態になる。中高年、特に65歳以上の割合が多い。
私の母親は、平たんな場所でも、よく転倒するようになり
その後 進行し介護施設で寝たきりの状態となる。
母親の病名がわかるまで
今でこそパーキンソン病という病名は よく聞きますが
母親がよく転倒するようになった頃は、中々病名が解らずに
あちこちの地元の整形外科、内科、外科と数多く受診しましたが
（いわゆる地元の町医者）病名はわからずに、整形外科などでは
リハビリで筋力をつけましょう と、過度な負荷を足にかけて
かえって母親の体調が悪化することになりました。
かかりつけの町医者は近くで顔なじみでよいのですが
病名が解らない場合は、大学病院を紹介してもらったり
大きな総合病院へ行くことをお勧めします。
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