介護施設は施設の特徴が自分の両親に合っているかを
見極めることが大事です。
母親が入所した民間介護施設は、医師と看護師の常駐が
セールスポイントでした。
母親の意向より、私や妹が決めてしまった介護施設でしたが
皆さんは、ご両親とよく相談して決めたほうが良いと思います。
私たちは母親が入所中に何かあったら という事を考えるあまり
母親の楽しみや何をしたいのかを聞きもせずに
介護施設を決めてしまいました。
介護や医療には手厚かったのですが、
1日中ベッドに寝かされたまま一人の時間が
あまりにも長かった。辛かったと思います。
両親の為の介護施設選び
以下に紹介するのは、自分の母親が入所するにあたり、
実際にリサーチしたり、申請したり、入所したことのある
介護施設になります
公的機関(介護保険の枠内で入所できる公的施設です。)
1特別養護老人ホーム(特養):(要介護3以上)食事の提供や、
入浴、介護サービスが受けられ、費用負担も介護保険内で収まるので
希望者が多く入所まで待たなくてはいけません。
(私の母親は、入所を希望してから入所できるまで3か月
かかりました。その後、自力での食事が出来なくなり
民間の介護施設に移ることになります。)
2介護老人保健施設(老健):(要介護1以上)病院から退院して
在宅復帰を目指す施設で、リハビリのための設備が充実しています。
リハビリに加え特養とほぼ同じサービスが受けられますし、
費用面も介護保険内で収まりますが
入居期間は3~6か月程度です。(私の義母が足の障害で
病院へ入院した時に次の受け入れ先としてケアマネから
勧められた施設です。)
3介護療養型医療施設:(要介護1以上)医師が配置された
医療施設であるが2023年までの廃止が検討されている。
民間機関(公的施設プラスの介護サービスを受けられるが
費用面は介護保険だけでは賄えない。)
1介護付き有料老人ホーム:(要介護1~5)食事や入浴、
施設内での介護サービスが受けられる介護専用型 と
自立、要支援と要介護両方を受け入れる混合型があります。
家族自身で介護サービスを手配する必要のない施設で、
24時間体制で介護サービスが受けられますし、
要介護5になってもサービスが受けられますが、費用面は、
公的施設に比べるとだいぶ割高になります。
【入所一時金0~数億円 月額15~35万円】
2住宅型有料老人ホーム:(自立~軽度の要介護)介護スタッフの
介護サービスと契約して利用する施設で、
自立、要支援、要介護の人が入所できます。費用面は、
入所一時金や、外部と契約するサービスの数によって
変動しますが、公的機関に比べると割高です。
【入所一時金0~数千万円 月額15~35万円】
要支援2以上で原則的に65歳以上の認知症高齢者が入所可)
5~9人を一括りとして専門のスタッフから介護のサービス、
機能訓練等を受けながら自らも食事を分担して
共同生活を送る施設で中には障害者向けホームや
生活保護を受けている人も入所できる施設もあります。
【入所一時金0~数百万円 月額15~35万円】
4介護療養型医療施設:重度の要介護者に対し、
医療処置とリハビリを提供する施設で、インスリン注射、
痰の吸引、胃瘻などの医療に対応している施設です。
私の母親も、特養ホームを出されて、この施設に入所
しましたが医療に特化した分、レクレーション、
娯楽がなく、ほぼ1日中ベッドで過ごすことが多い。
【入所一時金 なし 月額10~30万円】
その他にも民間介護施設の場合は、グループ活動や
レクレーションの種類が様々ありますので、
介護施設の選定は実際に見学に行ってから
決めたほうが良いと思います。
カタログやネットだけではわからない施設の雰囲気や
介護職員さんの働く姿、入所者の雰囲気、
施設の方とのお話は介護施設選びの
重要なポイントとなります。
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