両親の要介護認定調査②母親編
～勉強不足
母親の要介護認定審査は、
散々でした。原因不明の足の病で
審査の段階では未だパーキンソン病
と判明していませんでした。
同居の父親は高齢なので出来れば
公的介護施設への入所基準である
要介護3を望んでいましたし、
ケアマネジャーも『この症状で
あれば要介護3に認定されますね。』
と言っていたので、少し安心して
いました。
審査では役所の担当者が聞き取り
調査に立ち会い、足の状態や簡単な
認知症のテストを行いましたが、
まず足の具合に関しては、私から
『平坦な場所でも転倒があり、
怪我が絶えないので日常の生活に
支障があり、特に階段や、浴室の
利用は介助が必要です。同居の
父親も高齢であり母親の介護は
難しく、私と妹もそれぞれ
家庭があり、通いの介護です』
と発言しました。
調査終了後に知ったのですが、
かかりつけ医の診断書や、ケア
マネージャーが同席することで
より具体的、専門的な発言が
できて、審査員も納得
しやすい事。がわかりました。
（もう遅い。）
母親への認知の質問形式の
簡単な質問に関しては特に
問題はなさそうでした。
今回の要介護認定審査の
日程が決まってすぐ、私は
ケアマネジャーに『今回は
初めて聞き取り調査に出席
するので、何を準備し、何を
発言すればいいのかわからず
不安なので、出来れば同席
してほしい。』とお願いを
したのですが、都合がある
とかで、同席してもらえません
でした。また母親の通院先での
診断について聞くと、ケアマネ
さんは、『先生から聞いたことを
審査員に言葉で伝えれば大丈夫。』
と、あまり親身になって答えては
くれませんでした。
結局、30分強の要介護審査で、
初対面の審査員に現状を訴える
には、ケアマネ等の有資格者の
発言や医者の診断書などの専門
家からの書類が、効力がある
事が後からわかりました。
約1月後、有識者等による二次
審査を経て要介護審査の結果は、
要介護2の判定となり
特養ホームの条件である要介護
３には認定されませんでした。
その後病名がパーキンソン病と
診断され、再度認定を受け、
かかりつけ医の診断書を添付し
要介護3の認定を貰いましたが
最初の審査から3か月遅れ、
希望した特養ホームはさらに
3か月の待機の末の入所と
なりました。
ようやく入所が叶った頃には
母親の病状が進行していて、
特養ホーム入所後数ヶ月で
自力での食事が困難となり、
民間の医療付介護施設への
転院を余儀なくされました。
私たち家族も、初めての
親の介護そして勉強不足
でしたが、そのことを含め
お願いしたケアマネージャー
の行動力、説明力のなさが
重なり、希望の要介護認定が
当初より遅れ、母親の病状の
進行の速さに追いつけません
でした。
このブログにも以前書きましたが
母親の介護に関しては、今でも
自責の念にかられます。
母親の介護体験①～⑦は、下記からご覧ください👇
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