親の介護～葬儀 失敗、トラブル
父親が、独りになり判った、
周囲の支えの有難さ。について
母親が亡くなり葬儀も終わり、
父親は完全な独り暮らしと
なりました。
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母親の生前に介護施設に入所中
も、私と妹で母親の介護施設へ
見舞いの後、実家の父親の食事
や身の回りの世話をしてきました。
隠居生活中の父親は、母親の
介護施設への見舞いという予定が
なくなった事、母親の葬儀に来れ
なかった友人の対応、通院、各種
支払等々、父親独りでこなすべき
事を不安に思ってきたのでしょう。
私や妹に以前よりも増して電話での
呼び出しが増えてきました。
『母親の焼香に来客があるから、
1日接客対応してくれ。』とか
『買い物や家事をやりに来てくれ』
と、毎日のように電話攻撃です。
私や妹もそれぞれ家庭もあり、
仕事もあるので突然の呼び出しに
毎回対応するわけにはいきません。
家の事や、面倒な事（自分の母親の
介護でさえも母親に任せきりだった。）
は全て何かしら理由をつけて、母親
や私たち家族に押し付けてきた父親。
私は妹と相談して、父親に話をする
事にしました。
後日私は、父親の買い物の後、
実家に行き、話があると言いました。
私は、『母親をはじめ周りの人たちの
支えがあったから親父は今迄好き勝手
出来たんだ。親父も不自由な思い
をして、今までのお母さんの苦労や
有難味がわかったでしょ。常に周りの
支えがあって、自分が成り立っている
事を常に頭に入れて、感謝の気持ちを
忘れないで。そうでないと私も妹も
これ以上協力できないよ。』
と、父親に対して初めて強い口調で
言いました。
父親も私が感情的に話をするのを
初めて聞いたので、びっくりして
反論もせず黙って聞いていました。
そして最後に小さな声で、
『わかった、だから協力してくれ』
と言いました。
その後は毎月末に、父親、私、妹の
3人で次月の予定を決めて、父親が
独りで出来る事、私達が手伝う事
を決めました。
その後父親は認知症になるまでは、
私との約束を守り、自分勝手な
行動や言動はなくなりました。
母親の介護体験は、下記からご覧ください👇
母親の介護 カテゴリーの記事一覧 - 親の介護は自分の未来～介護からお見送りまで体験記
父親の介護体験は、下記からご覧ください👇
父親の介護 カテゴリーの記事一覧 - 親の介護は自分の未来～介護からお見送りまで体験記
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