将来の備え 親の介護とお金④
親の経済状況～親の貯金で介護？
親が要介護となり、公的介護保険を
利用するとしても介護費用の2割程
は、自己負担ですので介護費用を
賄うだけの貯金や保険を親が持って
いるかどうかはポイントです。
もし親に充分な貯金が無ければ
その家族が負担する事になります。
親への確認事項
①預貯金確認の為、通帳を確認。
（年金の振込口座も確認）
②民間の保険の加入の有無
（民間介護保険、医療保険等
介護の自己負担を補償する保険
に加入しているか）
③資産の検証
（貯金以外の有価証券、不動産
会員権、貴金属など）
④負債の検証
（家や車などのローン残高、
借金がないか）
⑤上記の資産、負債の証券等の
保管場所の確認（印鑑を含む）
以上を親と共に検証をしてから
親の介護についての家族間の
話し合いや役割分担へと移って
行く流れです。
親の介護をするに伴い、親が
充分な預貯金を持っていないと
誰が親の介護費用の自己負担を
払うのか？保険のきかない介護
に関連する買い物代等、家族が
どのような形で介護に関する
お金を出すのかを決めないと、
家族や兄弟での介護の分担など
次のステップへは進めません。
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