親の介護の便利品
寝たきりの在宅介護の母親の唯一
の精神安定剤は母親の好きな音楽
を聴く事。
亡くなった母親の在宅介護時の話
パーキンソン病で筋力が衰えて
母親の好きな手先を使った趣味が
出来ず、目も悪くテレビの視聴も
出来ない為、自分で何もできない
寝たきりの状態でした。
私と妹で兄妹で分担して母親に
話しかけたり、身の回りのことを
していましたが、ある日私が
『母さん、何か欲しいものある?
』と聞くと、母親は『毎日横に
なりっぱなしで自分で何も出来ない
から、私の好きな音楽でも流して
貰いたいわ。』と。
母親と私と妹で相談してポータブル
プレーヤーを購入しました。
なって。と クラシック』でした。
母親は『音楽を聴くと気持ちが
安らぐわ。特に千の風になっては
何度聞いても飽きないわ。思わず
歌っちゃうわ。』と。
日によっては、千の風になってを
エンドレスで聴くこともありました
。
音楽を聴きだしてから、心なしか
母親の顔色が良くなったような
気がしました。
介護の甲斐なく母親が亡くなって、
私は母親の形見分けの1つにこの
ポータブルオーディオを貰いました
休日に読書をしながら、pc入力を
しながら、形見分けのオーディオで
1980年代のアイドルやニューミュー
ジックを聴いています。
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母親の墓参りに行った後は母親の
好きだった『千の風になって』
も聴いて、母親を思い出します。
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