叔母の介護㉓果たせなかった叔母と
母親との約束
叔母（亡くなった私の母親の妹）は
私の母親とはとても仲が良くて、
お互いが家庭に入っても互いの家を
行き来したり一緒にショッピングや
旅行に行ったりととても仲の良い
姉妹でした。
かつて叔母がまだ元気だった母親を
訪ねて来た時に、母親との会話で、
『将来は2人で、三食昼寝付きの
優雅な施設に入所して見送り
の事まですべてやってくれる
高級介護施設で自由気ままに
暮したいわね。』と笑顔で語って
いた事を思い出します。
その頃は叔母も現役の経営者。
会社経営の傍ら、自らのそして
私の母親の為の将来の備えも
ぬかりなく準備していたと聞き
ました。
しかし私の母親がパーキンソン病
に倒れ、急激に病状が悪化して、
介護の甲斐なく逝ってしまい
その夢はかないませんでした。
元気なうちに介護施設に叔母と
母親とで入所し余生を優雅に暮す
事を、まだ50歳代の当時の叔母が
準備していた事に今でも感心します
。その事を私の将来に置き換えて、
将来の老後の備えの重要性を学んだ
私。
何事も頭も体も元気なうちでないと
出来ない事だと思います。
後回しにして、子供に負担をかけて
後悔したくない思いで準備を進めて
います。
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