自分の親が介護の末に亡くなれば
次は親の葬儀をする事となるが
そこで気をつけなければならない
事は、親の葬儀は親の同年代周辺
の層にご参列頂く事になるので、
急な葬儀方法の変更はトラブルの
元になるという事である。
以前も親の葬儀の失敗談として
紹介しているが、大勢の親族で
盛大に故人を見送る葬儀を行う事
が慣習となっている地方の旧家の
ような葬儀方法から、次世代が
喪主を行うからといって 急遽
コンパクトな家族葬、1日葬等に
変更して参列できる人を制限する
事はトラブルの元である。
私の苦い葬儀の失敗体験は父親の
葬儀が父親の遺志により家族葬で
行う事が明記されていたために
参列者を私達家族と、父方、母方
の代表者1組ずつという少人数での
葬儀となり、父親が生前に親族に
説明もしていなかった事で、
家族葬に参列でいない親族が葬儀
前後に父親の自宅に大勢訪れて
私達家族が弔問対応に追われた
苦い失敗体験がありました。
もしも将来葬儀方法を変更する
のであれば、自分自身が亡くな
った時から変更すべきであり、
自身が元気な内に親族に充分な
説明をしておく事がポイントと
なります。
葬儀費用は故人の家族が賄う事
になるから、身の丈に合った
葬儀方法にしたい気持ちはわかり
ますが、親の世代の葬儀を終える
迄は原稿の葬儀方法の方が無難
だと思います。
[rakuten:d-book:11675895:detail]
何故なら、それが例え親の遺志で
あっても、親が生前に親族に話を
してあると言ったとしても、親族
全員が葬儀方法の変更に納得して
いるとは限らないからです。
家族葬などに変更し葬儀をコンパ
クトにする際は親の葬儀の次から
つまり自身の葬儀からにする。
そして自身で責任を持って生前に
親戚に対して納得のいく様な説明
をする事が最低限必要です。
そうしなければ喪主をする妻や
子に親族との遺恨を残してしまう
可能性があるからです。
ですから葬儀方法の変更には充分
な説明をしてから家族に託して
下さいね。
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