ペットの介護②：愛犬柴ちゃんとのかけがえのない思い出
愛犬柴ちゃんが実家にやってきて5年。
私は結婚して実家を出ました。
良い戸建ての物件が見つかるまで実家の傍の
アパートで暮らしました。
私の出勤の朝や、仕事帰り、休日など
毎日のように、母親と愛犬柴ちゃんとの散歩を
見かけ、私も仕事頑張ろうという気持ちに
させてもらいました。
母親は愛犬ペットの柴ちゃんを我が子のように
可愛がり、今思えば私の分身として溺愛？
していたのかもしれません。
私が結婚して3年、長男が生まれ休日は実家で
父親、母親、私たち夫婦、孫 そして愛犬柴ちゃんと
賑やかな日々を送りました。
生まれたばかりの長男と柴ちゃんとの相性は良くて、
二人？で、じゃれあったり、揃って昼寝などを
していました。
柴ちゃんは私の息子を自分の弟のように
面倒を見てくれました。
力の加減が解らない息子が、柴ちゃんを叩いても、
吠えることなく、息子の頬をぺろぺろと
舐めてあげていました。
初めてペットの柴ちゃんを連れて、両親と私の家族で
ドライブ旅行も行きました。
初めての車で、車中酔いまくりだった柴ちゃん、
旅先の広い草原でのリードなしの運動では
今迄で一番はしゃいでいた柴ちゃん。
柴ちゃんの嬉しそうな表情が、私たち家族の旅を
より一層楽しくさせてくれました。
それから数年後、私は長男の小学校入学に合わせて
実家近くのアパートから、新居へ引っ越しをしました。
実家からは車で1時間ほどの所です。
毎日のように行っていた実家にも、月2回程度の訪問に
なりました。
母親は寂しさを紛らわすように、雨の日も、雪の日も
欠かさず柴ちゃんとの散歩を、していたそうです。
そして毎日の柴ちゃんの体のケア。
ブラッシング、お風呂、歯磨き、爪の手入れ、
マッサージと、まるで自分の親の介護をするように
大切に育てていました。
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