親の介護は自分の未来~介護からお見送りまで体験記

親が要介護状態になった時の家族の介護から葬儀まで

生命保険スクエアbang!

親の認知症介護

67認知症予防はプライドなしで

仕事上の付き合いのみで生きてきた父親は定年後には関わっていた人たちとの付き合いは続くことなく、寂しい老後生活の中で新しい人間関係を築く事なく認知症進行の日々を過ごす事になる。

66父親の認知症介護は必然か?

父親の認知症介護において人付き合いのない父親の認知症の発症は時間の問題であった。 独りは気が楽な反面、問題発生時等で自分の思いを人にぶつけられない事、良きアドバイスが貰えない事などマイナス面の方が大きい。

65離職後も集いの中に身を置けるか?

父親というのは現役時代は仕事だけが生き甲斐だったから、定年して在宅すると話す相手もいなければ、やるべき事も判らない。 当たり前の共同作業が出来ないし 人の中に飛び込む事も出来ないので会話も無くなりやる事も判らず認知症を発症する方が多い。

64男親は退職から認知症に向かう

男親の場合、私のケースは父親が定年退職後に真の友人が皆無で独りで会話のない生活の中で認知症発症となり要介護となったが、仕事上の付き合いはうわべだけの世界であったと気付く。

63無口な父親と認知症の関係

定年後に人とのやり取りがなくなり、情報源と言えばテレビ過信分だけ。人に意見したり相談したり 人のいう事に耳を傾けたりという 当たり前のやり取りもなく認知症を発症した父親の介護生活が始まった。

62認知症は不安と共に。

母親が亡くなり世間との交流や会話が皆無になり不安から頭が真っ白になり、今やっていた事を忘れてしまい、家族である私達への呼び出し電話が日常化してきた。 定年して在宅が多くなり、更に母親の死で会話をする相手もいなくなり、認知症の進行が早くなった…

61父親の認知症は浮き沈みが激しかった

父親が認知症になったのは母親に先立たれ独り暮らしがきっかけで 家の事はまるで分らない父親は不安との戦いで浮き沈みの大きな在宅介護生活となった。

親の認知症60健康寿命を伸ばす事に

高齢になったら、いやその前から 高齢になっても心身が健康であるような取り組みをして健康寿命を 1日でも長く保てるように人との交流や趣味を継続し、健康に関心を持ち老後を要介護なく楽しみたい。

親の認知症59ペットを飼うのも一案だが・・。

高齢者の認知症予防として愛犬を飼う事が非常に効果があるそうだ しかし飼い主が高齢で気力、体力 愛情、経済力がなく愛犬を最後迄看取る覚悟がないのならばやめたほうが良い。愛犬が不幸になるだけだ。

親の認知症58親の症状を発症させない為に

父親が認知症になって、強かった父親がこんなにも弱い存在になったのかと驚きながらも、父親の認知症を反面教師として、認知症のない老後を迎えるために今私に出来る事は何か?を自問自答しながら自らも老後を迎えようとしている。

親の認知症57真っ白にならない為に

父親が認知症の進行で要介護になったのは、家に家族が不在となり 会話が途絶えた事と、何でも話せる友人の存在がない事、そして 仕事一筋で趣味を持たなかった事で、より要介護や認知症のリスクが高まった事です。

親の認知症56生き甲斐を無くした時に。

親の認知症の発症は一途に子供だけに愛情を注いで子育てだけを生き甲斐にしていた親ほど、子供が独立し親から離れて行った後に 発症しやすいのではないか? そのきっかけは、仕事を辞めた、 人との交流がなくなった時なども認知症のきっかけになり得る。

親の認知症55会話のない生活で・・・。

母親にもペットの愛犬にも要介護の末に先立たれ、父親も隠居の身で社会との関わりがない中で、話す機会や考える機会が殆どなく、 私達家族が遊びに行く度に、うまく言葉が出ない、考えがまとまらない認知症のはしりのような状態になっていった。

親の認知症54独りになると発動?

父親が母親に先立たれ独り暮らしになってから物忘れによる迷子や 家の中の物の置き場が判らなくなり、離れて暮す私や妹が度々呼び出されたり、警察に保護され警察に迎えに行ったりと認知症の進行による要介護状態に。

親の認知症53私の場合

亡き父親の認知症介護を終えて 子である私もいつの間にか60歳を過ぎて、認知症?と思われる症状が日常生活で見られるように。 それも昨日今日の事を忘れてしまう事例が多く、妻にも呆れられている。緊張感のない日々は 認知症介護も近くなる

親の認知症52妻の場合

両親の介護も終わったが要介護は私達子世代にも忍び寄る。 60歳を超えて私達夫婦にも物忘れという認知症の一歩というような 現象が多々起きている。 水栓の止め忘れやドアの閉め忘れ等、要介護に一歩近付いたような行動が多くなった。

親の認知症51子世代の認知症?

両親の介護は終えた。その中で母親が亡くなり独り暮らしとなった父親の認知症の進行の早さは通いの介護をしていた私や妹にとって 自分達の日常生活にも影響を与える事件の連続であった。

㊿認知症でも自分でやりたい。

せっかちな日本人故に健常者と高齢者が共存できない現状は高齢化社会さなかの日本では今すぐ改善すべき問題であると思います。高齢や認知症だからと外出を控えさせ、自宅に閉じ込めるやり方は健常者と高齢者との共存を拒むものでしかない。

㊾認知症の親の社会貢献のあり方?

高齢者は介護施設に入所したり認知症になると隔離されて、人との関わりのない生き方を強要されますが、地域貢献という場を借りて、働く機会を与えられれば 心身共に健康寿命を伸ばす事が出来て 社会の一員として参加している気持ちの持続は、これからの高齢…

㊽アルツ認知症の新薬に思う

アメリカでのアルツハイマー型認知症の新薬の製品化についての報道が注目されている。 今は亡き父親も認知症の晩年だあったので、この新薬があれば、認知症と向き合いながらもより人間らしい老後を送れたのではないか?などと思ってしまいます。

親の認知症㊼家族で窓口を決める

親に介護が必要になれば頼れるのは家族のみ。すでに親が認知症になっていれば意思決定は家族でしなければなりません。家族会議では子供、兄弟姉妹でまずリーダーを決めて、役割分担を決めます。遠方に住み介護に参加できない兄妹には仕送りという形で介護に…

親の認知症㊻明日は我が身に備える

男の独り暮らしの末路程悲しいものはない? 妻に先立たれ家事素人の男親が立ち尽くす。会社を定年退職した途端に交友関係が皆無となり人との交流や刺激を受ける事もなく認知症の進行と向き合う日々。こんな現象は会社関係の人としか接点がなかった男だけです…

親の認知症㊺心が乱れる瞬間

特に男性の場合、独り暮らしとなり会話もない状態で過去に罵倒されて傷心した思いが、ある一言をきっかけに呼び起され、認知症でありながらも感情が爆発したり、精神的に極度な落ち込みに繋がってしまう事例を父親を通して数多く見てきました。このようなケ…

親の認知症㊹男の認知症の末路

何もかも周囲に押し付けて我が道を行く男性が妻(女性)が先に逝ってしまった場合の残された男性は生まれて初めてやる事になった家の事全般のやるべきことの多さについていけず、そしてたった独りになって押し付ける相手もいない為に途方に暮れる。話し相手…

親の認知症㊸父親が正常に戻る瞬間

認知症の父親が正常に戻り心が穏やかな瞬間は、故郷の山々や故郷の親戚との話をする時、この時ばかりは記憶が鮮明で物忘れやパニックとは無縁の心安らぐ状態でとても認知症には見えません。

親の認知症㊷パニックに陥る父親

父親の認知症はこんな所でも。 毎日予定通りの生活の中で急な来客や母親の突然の死によって喪主を務める事態になった時などは頭が回らなくなりパニック状態で『どうしよう、どうしよう』 を連発して心ここにあらずで、何も手につかない状態になります。

親の認知症㊶過去の記憶は鮮明な父親

父親は認知症が進行し物忘れが激しくなっても、父親の故郷の登山の事や親戚の事だけは忘れる事はなく時々思い出したように親戚や大好きな登山の話を得意げに話していました。 過去の楽しい思い出や故郷に対する思いは認知症になっても変わらず持ち続けていま…

親の認知症㊵父親の粗相が酷くなり

母親が亡くなり父親が独り暮らしになって数年後認知症が進行し物忘れや徘徊がはじまり、さらに進行してトイレを流さないという所まで来てしまいました。 父親の自宅の玄関脇にあるトイレは私が訪ねて玄関を開けた瞬間の異様な臭いはとても他人様を迎え入れる…

親の認知症㊴小便の的外れ

父親の認知症はトイレでの用足しにまで及んでいました。母親を亡くしてからの認知症の進行は早く自宅や外出先での小便をひっかけてズボンを汚してしまう事が度々あり、外出時はズボンの替えを用意せねばなりませんでした。

親の認知症㊳母は強し、父は弱し。

家族にとって母親の存在って本当に大きいですよね。父親の押し付けや、家族や家庭の切り盛りを一人でこなし、時には義両親の介護まで押し付けられ。 それでも文句1つ言わず淡々とやるべきことを続けてきた母親。同時に関わった人との関係構築も着々と進めて…