父親が認知症となり在宅介護中は
父親自身の一人暮らしの不安との
闘いであったと思う。
母親が逝き家族も既に独立して
いたため独り暮らしを余儀なく
された父親であるが元々無口で
内弁慶であった為、唯一の捌け口
であった母親に先立たれた後は
自分で動かざるを得ない生活で
あったため相当不安だったはずだ
現役時代の父親は昭和一桁生れの
典型で仕事以外は母親の仕事と
いう認識で家の事は全て母親任せ
何処に何が収納されているかも
判らない人だった。
そんな父親が定年後人付き合いも
ない中で自らが動かなければ生活
出来ない状況になったのだから
不安な日々であっただろう。
私は長男として私の家での同居を
勧めたが頑として首を縦に振る事
はなかった。
環境の変化も高齢者で認知症の父親
に負担があるからと無理強いはせず
通いの在宅介護を決断したのだが
認知症の進行によってトラブルも
それなりに増えていった。
とにかく自宅での生活を父親自身が
行う事で不安も多々あったと思うが
不安が大きい程買い物先での迷子や
コンロやストーブの消し忘れ等の
問題に繋がっていった。
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