親の介護は自分の未来~介護からお見送りまで体験記

親が要介護状態になった時の家族の介護から葬儀まで

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父親の介護

父親の介護編75山へ帰っていった。

母親に義理の母親(祖母)の介護を任せきりにして好き勝手にお山の大将をしていた父親が認知症で要介護となっても、親という愛情は湧く事はなく、長男の私は仕事の様に淡々と仕事の様に介護をこなした。

父親の介護編74安堵の気持ちで・・・。

認知症の父親は亡くなる1か月前に父親の若かりし頃のアルバムを見つけ、毎日、毎日思い出を懐かしみ、その表情は認知症の父親ではなかった。

父親の介護編73生き甲斐と共に逝った

認知症の父親の介護末期は昔懐かしいアルバムを頭に目に焼き付けるように毎日、毎日 アルバム鑑賞三昧の日々。まるで父親自身が死期を悟っているかのようにむさぼるように写真を眺めた。

父親の介護編72逝く前の回想で・・・。

父親が認知症で在宅介護となり、ひとりでの外出で警察に保護されて以降、独りでも家にいる事が多くなり、更に人との会話や風景を楽しむ事がなくなり認知症が進む中、父親の昔の写真が父親にとって唯一の癒しの時間となった。

父親の介護編71古き良き時代を懐かしんで

父親が認知症となり在宅介護とデイケアへの通所を始めたが、父親が亡くなる少し前、父親は自宅で趣味の登山や父方の親戚との写真をどこから見つけたのか眺めて楽しむようになった。

父親の介護編70意思を尊重するも・・・。

認知症の父親を介護するにあたり 周囲に迷惑を掛けない事、家族が介護した水環境を優先すべきか? はたまた父親の意見を尊重して 父親に過度なストレスを負わせない事がベストなのか?

父親の介護編69同居もまたストレスに

独り暮らしの父親の認知症介護対策として父親に私の家での同居を勧めたが、実家にこだわる父親は 環境を変える事を拒み、結局父親の独り暮らしは続行し、結果、 近所や警察に迷惑を掛ける事に。

父親の介護編68父親の憂鬱

母親亡き後、父親は認知症が進行し家の事は何も出来ないので、離れて暮す私達家族に連日電話で呼び出しの日々。 住み慣れた家に居たいけど、独りでは何も出来ない父親の憂鬱

父親の介護編67物を隠すという性癖

今は亡き父親の認知症後の物を隠す性癖は食パンを物置に大量に隠す事。以前、私が介護に実家に行ったときに、父ポ屋が独り暮らしなのに食パンを2袋買った事を注意して以来、食パンの購入はなくなったと思っていたのだが、ある日物置から大量の食パンが出てき…

父親の介護編66入所を頑なに拒んだ

父親が認知症になり進行が進むにつれ警察や近所に迷惑を掛ける回数も増え、独り暮らしの父親に介護施設への入所を勧めたが、その時ばかりは正気の父親が頑なに拒んだ。

父親の介護編65嫌な事から逃げる

母親が亡くなり父親が母親に対して行った数多くの仕打ちを、母親の葬儀では悔い改め喪主を務めあげてくれると信じていたが、やはり父親は父親だった。『喪主なんて出来ない』と母親に対する最後の償い迄、放棄したのだ。

父親の介護編64親として・・・。

私は父親を親として認めていない。母親に何もかも押し付け、自身は仕事と趣味に没頭する生き方に耐えられなかったからです。 この気持ちは父親が要介護になっても変わりませんでした。

父親の介護編63一家の主に協調性がない事

父親の自分勝手で嫌な事は人に押し付け、何のフォローもしない生き方に我が家は父親がいるのに母親、私、妹の家族3人で助け合って生きてきた片親家族の様でした。 それは自分が社会人となっても 会社の上司と父親を重ね合わせる時期もありました。

父親の介護編62男親は不器用?

男親、父親は母親に比べて不器用であるが、仕事をしているからといって、他の事を家族に押し付ける事だけはしたくない。 家族で協力して家庭を築く事を 続けてきたつもりです。

父親の介護編61母親の介護と比べて・・・。

父親の自分勝手な嫌な事は全て母親に押し付ける態度を見ながら育った私は、父親が要介護になっても愛情を持って介護は出来ませんでした。 ただ親だからという義務感だけですね。

父親の介護編60家族って何?

『親父、家族って何なんだよ。 助け合い高めあうのが家族だろ』 母親が父親の母の介護を押しつけた時、私がもう少し大人だったら 言えたのになと後悔する日々です。

父親の介護編59親としての自覚

親としての自覚がない父親の元で暮らして、母親の疲弊や涙を見て育った私は、父親を反面教師にして母親の介護や人との関わりを続けてきた。

父親の介護編58介護への葛藤

母親に嫌な事を全て押し付けてきた父親が要介護になったが、私は父親を親身に心配し愛情を持って介護する気にはなれなかった。

父親の介護編57人に与えず自らは求め・・・。

父親の唯一のホームは実家と父方の親戚だけ。なぜなら父親をひたすら持ち上げ褒めてくれるから。 その他の場所では不愛想で自らコミュニケーションを取る事はなく 家庭では外でのストレスを発散するように独裁的で命令口調でした。

父親の介護編56父方の封建的な家系

母親が父親の母(祖母)の在宅介護を押しつけられ、父親から何のフォローもないまま精神が蝕まれていった。 父親の家計は男親が絶対であり どんなに理不尽な命令でもやり遂げるべしという決まりがあるような家系であり、母方からの指摘にも一切耳を貸さない。

父親の介護編55独りよがりの代償

自分の母親を介護の為に家に呼び寄せる事自体は良いこと?だと思うのですが、実の母親の介護を血縁のない母親に任せきりにする行為はいかがなものか?と思う。 私達家族は父親の身勝手な祖母の介護の母親への丸投げによって崩壊したと思います。

父親の介護編54男性優位の家に生まれて

父親は田舎町の旧家に生まれ戦時中に過ごした事で、世は男性優位で戦争や仕事は男がやるものだから、その他の事は母親がすべてやって当たり前という考え方。 父親の実母である祖母の介護も母親に押し付け母親を疲弊させた。

父親の介護編53言葉のキャッチボール

言葉や行動で人を動かす事は出来ますが、父親の母親に対する押付けは祖母の介護であれ日常であれ家族としての役割をはたしていないと幼心に思っていた。 共に苦しみともに笑い苦楽を共にし乗り越えてこその真の家族である。

父親の介護編52父親の介護って地味?

私は幼い頃から父方の祖母を在宅介護する母親の姿と介護を母親に押し付けて知らん顔の父親を見て 育ってきたせいか、苦労している母親に対して家族として夫として手を差し伸べない父親が大嫌いでした。

父親の介護編51 気持ちを伝えるのが・・

父親というのは母親と比べて愛情表現が下手というか、言葉に出して感謝するという事が少ない分、 介護になった時も母親に比べ、父親の介護って熱がないというか、地味ですよね。

父親の介護編㊿誤解は言葉で防げる

言葉が行きかう家族ではなく父親の一方的な命令を消化する場であった実家は、 一家団欒でリラックスできる場ではなく 逆に最もストレスの溜まる居場所であった事で、家族が子供が社会に出たタイミングで父親独りの家と化した最大の原因である。

父親の介護編㊾家族葬を遺志とした理由?

父親に友人や知人は存在しなかったのに、父親が唯一心許せる父方の親族を 家族葬で制限する事にした意味が、私にはいまだにわかりません。 あなたが唯一心許せる親族をも分断させた、家族葬という選択は意味のないものになった。

父親の介護編㊽言葉に出来ない・・。

言葉のキャッチボールが出来ない家族は 仮面家族である。 私達家族には、親に悩みを打ち明けたり 逆に親の弱みを見せたりする家族だからこそ見せられる部分をさらけ出す機会がありませんでした。 父親の実母を義理の関係である母親に押し付けた父親の命令?…

父親の介護編㊼給料を入れる事が愛情?

父親曰く『私は仕事で稼いだ給料を家に入れている。だから、その他の事は母親の仕事だ。』という父親の歪んだ考えが 私達家族を会話のない、帰ってくる家に値しない家庭へと変えてしまったと思っています。

父親の介護編㊻母親の逆襲

父親の命令に頷き、それをこなしていくだけ という母親の生活は、自己主張を拒まれ、男性、一家の主=稼ぐものが一番偉いという隔たった考えの父親に支配され、団欒の家庭ではなく、忍耐の家庭でした。