父親の認知症は警察に保護され、
ご近所にも迷惑を掛けたりで
外の世界からも閉ざされた在宅
介護をする事となり、周囲には
迷惑を掛けなくなったが、
父親の生きる力は衰えていった。
父親が人と顔を合わす機会は
長男の私と妹が介護に訪れる時
週2回のデイケアの送迎時と
デイケア施設での約3時間のみ
となり・・・・。
もともと一人が好きな性格の
父親はデイケアに通所しても
人との交流は殆どなく、
入浴、食事、施設での交流も
ほぼ口を利かない状態だった
目はうつろで、施設や自宅で
見ているテレビも楽しむと
いうよりは、テレビをつけて
いるだけで無表情だった。
『このまま弱って逝って
しまうのではないか?』と
私達家族も心配したものだ。
そんななか、認知症の父親が
何処に何が閉まってあるかも
判らない状態なのに、
父親自身の若かりし頃の
アルバムを引っ張り出して
よほどあの頃が懐かしく、
楽しかったのか?1日の大半
をアルバムを眺めて過ごす
ようになった。
楽しかったあの頃を頭に
焼き付けるように毎日、毎日
アルバムを眺め続けた。
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