親の認知症介護
親の認知症⑨火気厳禁につき
台所や風呂が使えなくなる。
認知症の怖さは昔の記憶は鮮明に
覚えていても今現在の事はその場で
忘れてしまう事です。
それが父親の身に危険が及ぶ行為で
あれば見逃がす事は出来ません。
父親は夕食の弁当を汁物と頂くので
味噌汁や麺つゆを加温するので、
ガスレンジを使用していましたが
ある時から父親からの電話で、
『ガス代の火が点かない』と毎日
のように電話が。
実家に設置した見守りカメラで検証
の結果汁物を温めるためにガス台に
火をおこし、その間弁当を食べて
いるうちにガス台の事を忘れて長時間
使用の末に火が緊急遮断。ガスを復旧
する為には外のガスメーターの解除
ボタンを押さないとガスの再点火は
しないのです。
その繰り返しに私と妹はガスの使用が
怖くなり、ガス台、風呂の使用を禁止
しました。
以後、入浴はこれを機に申し込んだ
デイケア施設にて済ます事とし、
食べ物の温めは、トースターとレンジ
のみとしました。
特に人の命にかかわる火の元の問題は
私達父親の介護をする家族にとっても
介護施設利用を考えるきっかけとなっ
た事件の一つであり、特に認知症の
場合、どんなに親に言い聞かせても、
本人に自覚がない以上、周囲の家族が
早急に対策を講じるべき問題です。
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