親の認知症介護
親の認知症⑧収集家の父親が
隠していたもの。
父親は母に先立たれ実家で独り暮し
となり、認知症の進行が顕著になり
独立してそれぞれに家庭のある長男
である私と長女である妹と兄妹で
分担して実家へ通いの介護をしに
行っていました。
認知症が進んでくると特定の食べ物
がない。という事件？が度々起こり
ました。
まずは父親が朝食で毎日食べていた
食パンです。同じメーカーの6枚切
を近くのスーパーで父親が買って
来ていたものですが認知症が進んで
きてから、レシートには食パンの
購入履歴があるのですが父親は、
『パンがない、無くなった。』と
度々私や妹の家に電話をしてくる
ようになりました。
また、夕食用に宅配弁当を日々
届けて貰っていたのですが、
夕方になると父親から電話があり
『夕食の弁当がない』と。
宅配弁当屋さんに問い合わせると
毎日午後2時頃声掛けをして配達
そして配達済の伝票は実家の玄関に
確かにありました。
後日見守りカメラを父親の実家に
設置して検証してみると、食パンは
玄関横の納戸の中に山積になって
いました。 一方弁当は父親が、
配達直後に食べてしまい、空容器を
勝手口から外に捨てていました。
空容器は外（実家の敷地内）に
山積になっていました。
この件があって以降、私と妹は真剣に
介護施設の利用を考えるように
なりました。
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