親の認知症㊴父親の小便の的外れ
生前の父親は母親を介護の末に
亡くし独り暮らしになってから
認知症が進行していった。
物忘れが激しくなり一人で外出中に
今何処にいるのかわからず迷子に
なったり、宅配の介護弁当を食べた
のに『弁当がない、空になってる』
コンロの消化忘れ 等々 認知症
の影響により独立している私達家族
の通いの介護では対応しきれなく
なっていた。
父親の粗相の話をすると自宅でも
家族との同行での外出先でも用を
足しにトイレに行った際に方向が
定まらないのだ。真っすぐに便器に
向かって立っているのに小便は右に
左に飛散してその殆どがズボンに
かかってびしょ濡れ状態でした。
ですので一緒に父親と出掛ける際は
ズボンの替えを2着用意していき
ました。
これは私の私感ですが小便時の
父親の表情は心ここにあらずであり
小便に集中していない状態で
これも認知症の症状の１つだと思っ
ていました。
集中力の欠如も認知症の症状の１つ
であると私は長年思っていました。
とにかく外出先へ付き添いをする際
は父親の動向から目が離せません
でしたし、外出先での用事が済み
父親を無事に自宅に送り届けた時は
安心感と同時に どっと疲れが出る
ほどくたびれました。
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