独り暮らしの父親の在宅介護時に
父親は私達家族が不在の時に
独りで買い物に出かけていた。
私や妹が通いの介護で父の家に
来た時に父親を連れてまとめ買い
をしに近くのスーパーに行って
いたのに『いったい何を買いに
出掛けているんだろう？』と
不思議に思っていました。
恥ずかしながら父親が独りで
買物に行っている事はご近所の
方に教えて貰い初めて知りました
しかし、家の中に買い物をした
様な形跡はなく不思議に思って
いましたが・・・・。
或る日、父親の家の片付けを
していて何気なく不要物を閉ま
ってある納戸を開けてみた所
雪崩が起きました。
その正体は大量の食パンでした
同じメーカーの6枚切りの食パン
で、30数袋あったでしょうか？
既に期限切れでカビが生えた
食パンも多数ありました。
父親を問い詰めると3日に一回
私や妹が不在時に買ってきて
納戸にしまっておいたとの事。
レシートは買った後にスーパー
で処分してきたと・・・。
何故そんなことをしたのか？
父親に聞いてもその事だけは
判らないようでした。
認知症の一つの行動パターン
でしょうかね。
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それとも常に家族と一緒で
ないと買い物を許されず、
ストレス発散の為に食パンの
購入がルーティンになって
いたのか？
理由は父親が亡くなりもう
わかりませんが・・・。
要介護になり認知症が進行
しても、父親自身の意志で
行動する時間が欲しかった
のかもしれません。
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