父親が認知症となり在宅介護へ
通いで行っていた頃、父親と
私であるやり取りがあった。
私『親父、なにこれ食パン2つ
も買って。食べきれないから
1つ(8枚切り)でいいじゃん』
と度々 注意した時があった。
それから無駄な買い物はなく
というより食パンを購入した
形跡がなくなった と思って
いたのだが・・・・。
或る日、介護の為に父親宅に
父親宅に到着し玄関へ入ると
正面の物置(カーテン式)が
妙に膨らんでいたので開けて
みると雪崩が・・・
崩れ落ちて散乱したのは同じ
メーカーの食パンの山であった
そこで『親父~』と叫びかけて
踏みとどまった。
これも認知症なんだと。
大事なものを取られたくない
守りたい という父親の不安が
そうさせたのだと思った。
私は長男ではあるが、父親の
好きな事(食パンを買うという
行為)を否定して父親を不安に
させてしまった。と
介護施設に入所するでもない。
在宅介護とはいえ私は通いで
常に一緒に生活している訳で
はないのに、たまにやって
きては、父親の好きな物を
奪ってきたのかと。
そしてあんなに自分勝手で
我儘な家の中ではお山の大将
だった父親が今はいないと
思った。
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