父親の介護編～人を愛せない父親
私は小学生位迄は父親に連れられ
父親の実家や親戚宅に行ったの
ですが、とにかくその中で父親は
他の親族から持ち上げられいつも
上機嫌でした。
学歴の事、従軍時の事など
成績優秀で国の為に尽くした事を
親戚皆に褒められ、父親は実家で
ヒーロー？でした。
そして父親の忍耐力は趣味の登山
で磨かれたと称えられ、
父親が年に4~5回故郷に帰省した
理由が判ります。
ただし父親の家庭がどうなのか？
家庭を大切にしているか？など
私達家族にとって最も重要な事は
話題になる事は一切ありません
でした。
(勿論、小学生の私が一緒に帰省
しても、私の事、小学校生活の
事など聞かれた事はなかった。）
![あなたの大切な人が「うつ」になったら 治すために家族や友人ができること、できないこと [ 小野一之 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8839/88399614.jpg?_ex=128x128 "あなたの大切な人が「うつ」になったら 治すために家族や友人ができること、できないこと [ 小野一之 ]")
母親も何度か父親の実家に行った
事はありましたが、母親の事を
話題にする事や、労いの言葉は
一切なかったと記憶しています。
こんな父親でしたから人からの
誉め言葉は喜びましたが、
普段家庭で奮闘している母親の事を
褒めたり労いの言葉を掛ける事は
一切なく『働いて稼いでいるのは
私だから尽くして当たり前』
というスタンスは変わりません
でした。
こんな父親が要介護になった時、
私は親身な介護など出来ないと
思いました。
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