独り暮らしの父親に認知症の気が
出てきて父親からの急な呼出しが
増えていたので仕事休みの前日に
泊りがけの介護をしに実家に泊り
に行くことが増えた。
私が実家に着くと最初の数時間は
『よく来た。あれやって
これやって』と欲求をぶつけてきて
それが満たされてまんざらでもない
様子なのだが、私といる時間が半日
から1日と長時間に及んでくると、
『もう帰っていいよ』と同じ空間に
人がいる事がストレスになり帰れ
コールに。そして私が自宅に戻り
程なくして父親からまた
『あれがない、これがない』と
電話で呼び出し・・・。
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不安定な父親に振り回されて私も
相当疲弊した覚えがある。
父親は昔から私や妹が遊びに行き
孫とも会って数時間すると、
一通りの儀式？が終り満足すると
『もうそろそろ帰っていいよ』と
独りになりたがる習性があった。
独りでは何も出来ない。でも
用が済んだら独りでいたいという
自分勝手な所があり この性格は
認知症が発症しても不変であった
この性格が母親亡き後更に認知症
を進行させる事となるのだ。
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