父親の介護は母親の介護に比べて
熱が入らないのは何故か？
私の両親の場合だと母親は家族の
相談役でいつも忙しく働く姿を
目にしていた事と、父親方の
祖母の介護を懸命にしている
姿を目の当たりにしていた事が
大きく、子供ながらに
『母親を助けたい』と いつも
思っていました。
変わって父親はというと
サラリーマンだったことで働く
姿を目にしていない事もあり
ますが、寡黙で、自分勝手な
実母の介護など面倒な事は
母親に押し付けて知らんふり
という嫌な所を沢山見てきた
せいでしょうか？
父親の様になりたいとかは一切
思わず、逆に『父親みたいな
人にはなりたくない』
もっと思いやりのある人に
なりたいと思いながら大人に
なっていった気がします。
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なので母親が先に逝き、
父親が認知症から要介護に
なっても、父親の変わらぬ
態度に、『父親を助けて
あげたい』などとは一切思わず
ただ自分の親だからという
義務感？だけで父親の介護を
していた気がします。
『何故、この人の面倒をみな
ければならないんだ』という
愛情のない介護をしてしまったと
思います。
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