親の介護は自分の未来~介護からお見送りまで体験記

親が要介護状態になった時の家族の介護から葬儀まで

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親の認知症介護

親の認知症㊴小便の的外れ

父親の認知症はトイレでの用足しにまで及んでいました。母親を亡くしてからの認知症の進行は早く自宅や外出先での小便をひっかけてズボンを汚してしまう事が度々あり、外出時はズボンの替えを用意せねばなりませんでした。

親の認知症㊳母は強し、父は弱し。

家族にとって母親の存在って本当に大きいですよね。父親の押し付けや、家族や家庭の切り盛りを一人でこなし、時には義両親の介護まで押し付けられ。 それでも文句1つ言わず淡々とやるべきことを続けてきた母親。同時に関わった人との関係構築も着々と進めて…

親の認知症㊲何をやるかより誰とやるかが大事

老後はあれをやりたい、これをやりたいと希望に胸膨らみますが、習い事?にしろ趣味?にしろ、たった一人で行う事は寂しいものです。男性の場合は会社というくくりの中の付き合いですから退職した途端にプライベートの友人がいない事に気が付きます。出来れ…

親の認知症㊱女性の器用さに脱帽

女性は妻は母親はたくましい。夫や世帯主の現役時代は裏方に接し時には義理の両親の介護までこなしていく。 本当にたくましい限りですが、もっとすごいのは仕事にせよ私事にせよ真の人との繋がりを構築するのだ。 だから老後になってもともに楽しむ事や困難…

親の認知症㉟男って不器用

男は本当に不器用。会社員時代の繋がりを仲間がいると勘違いしてる。でもそれって現役を退いたら関係が終わる人が圧倒的に多い。だから男性は定年退職後の人脈の構築を上手くできなくて、馴染めずに一人ぼっち、会話もない寂しい生活で認知症発症なんて事に…

親の認知症㉞頭を下げられない父親

男性は自分勝手な生き物、現役時代は仕事にかこつけて家庭内や親の介護の事、周囲との関係も家族や妻に押し付けて自分勝手に生きてきた。その付けは定年退職後の老後生活できっと後悔する事になります。

親の認知症㉝一人では生きていけない

人間は一人では生きて行けない。特に老後の独り暮らしにおいて人を頼る、人に頭を下げてお願いする事は生きていく上で必要な事。生活の為、趣味の為にも人の力を借りなければ人との会話も出来ないので認知症の発症の原因にもなります。

㉜アレグロビバーチェ

父親が認知症の末に亡くなり長男である私が喪主を務める事となり、父親の遺体が安置できる葬儀会場で流れていたBGMがアレグロビバーチェでした。 シングルでもない?ヒット曲でもないのに妙に耳に残るメロディーでした。

㉛帰らざる日々

父親は認知症が進行し日常生活に支障が出ても、生まれ育った故郷に帰り親族に逢えば元気だったころの父親のまま饒舌で落ち着いた雰囲気でした。父親が趣味だった登山の話で盛り上がり言葉がすらすらと出て来る様は私にとって驚きでした。 帰らざる日々の思い…

㉚鶴の恩返し

義母親がまだ元気に親族やご近所さんをもてなして快活に動き会話で周囲を盛り上げていた行為は周囲の人間を元気つけてくれました。そんな義母親が介護施設に入所してから、周囲の方々は『○○ちゃんには世話になったから、今度は私が励ましてあげたい、役に立…

㉙生きてこそ2。

コロナ禍で人からの隔離で人に話したり主張をする事も出来ない中ですが、お義母さん どうか負けないでください。 私達家族もお義母さんと馬鹿話をして笑い転げたいです。コロナ禍でもともに楽しめるその日迄、どうか気持ちを強く持って辛い日々を乗り切って…

㉘ジュードロウ

重度の老化(ジュードロウ)は介護施設に入所する高齢者にとって当たり前の環境になりつつあります。 在宅介護に限界を感じた家族が、藁にもすがる思いで頼った介護施設が毎日隔離の状況では、在宅介護時よりもつらい毎日に思えてなりません。

㉗笑顔の行方

義母親の生き甲斐である人との会話を奪われて、義母親から笑顔が消えた。 コロナ禍での忍耐だけの日々は、人から会話を奪い、忍耐という試練だけを与えました。人は考える、話す事が出来ないと頭を消化しきれずに物忘れや認知症を引き起こしてしまいます。

㉖『あんた 誰?』

介護施設に入所する義母親に『あんた誰?と言われショックを受けた長男。 コロナ禍で当たり前の面会や会話が当たり前ではない状況で、義母親の認知症の進行や義母親を支える家族の精神状態も疲弊しています。

㉕蝕む

義母親は3度の食事より好きな人と接する事、会話する事を遮断されて思考能力の衰えが顕著となり、無口にならざるを得ず、我慢我慢の日々を2年以上も過ごす事となります。こんなコロナ禍での状況では気持ちが蝕まれるのは時間の問題でした。 気心の知れた人と…

㉔膝から認知症へ

義母親の認知症は、足腰の悪化による入院で人との接触が制限されてから進行のスピードが速まったようです。 義母親にとってコロナ禍での入院は浸しい家族や友人との会話を絶たれ頭や指先の刺激が皆無になった事が認知症のさらなる悪化の原因となりました。

親の認知症介護特集①~73

私の母親が亡くなり、残された父親が独り暮しになってから、会話もなく外での人との交流もない父親は認知症の進行が顕著になりました。最初は離れて暮らす長男である私への意味もない?電話から始まり、火の元の不注意や物隠し、そして徘徊、迷子と周囲の方…

親の認知症㉓その先へ

義母親をはじめ介護施設に入所する入所者の方々がコロナが例え根絶できなくても、共存しながらでも、日々心身ともに充実した生活を送れる、そして家に帰れるという目標で日々に生活にはりのある 会話や笑顔の絶えない生活が戻る事を望みます。

親の認知症㉒手先を動かす事

認知長の予防には人と接して会話をする事と頭を使いながら手先を動かす動作も予防効果があります。 考える事、そしてその思考を手先、指先に伝えて動かす事で義母親をはじめ介護施設の入所者が普段の生活の中で楽しみながら認知症予防をするという生活が送れ…

親の認知症㉑追憶

コロナ禍をきっかけに認知症になった義母親は、認知症になる以前の記憶は鮮明に覚えているものの、コロナ禍以降の事は記憶が曖昧で被害妄想的なところが多く見受けられます。会話の自由が奪われた事でこんなにも認知症が進むのかと驚かされる毎日です。

親の認知症⑳膝に水が溜まっても・・・

コロナ禍での介護施設生活を余儀なくされた義母親は身体的な衰えは多々ありましたが、言葉の自由は奪われずに今日まで楽しく生きてきました。 しかしコロナ禍で言葉や会話の自由迄奪われた今日では認知症という新たな病と闘う事とないました。

親の認知症⑲コロナと認知症

義母親はコロナ禍での入院や介護施設への入所で行動や会話の自由を完全に奪われて、日々認知症が進んでいます。 人をもてなす事、人の話を引き出す機会を奪われた義母親はたまの面会やリモートでの対面でも顔に覇気がなくなり表情は心ここにあらずです。心や…

親の認知症⑱逢えない。

コロナ禍で入院して続けて介護施設に入所した義母親は料理やおしゃべりが大好きな人でしたが、コロナという事態で足腰の悪化で入院、入所以来、施設での人との交流が絶たれ、家族にも数えるほどしか会えない事で認知症の進行が早くなりました。

親の認知症⑰まとめ

親が認知症の場合、在宅介護では特に認知症への理解がないまま長期間の介護生活で家族の精神的、肉体的負担が重きのしかかりますので、早期に公的機関への相談を通して認知症介護の専門家に親の状態を把握してもらい、しかるべき介護の為のアクションを取る…

親の認知症⑯男の老化

男性は社会に出たら狭い会社という世界でしか生きていませんので、家を守る妻の有難味も、周囲の支えも理解できません。なのでイレギュラーが起こると心身ともに対処できず、親の認知症介護でさえもこなせず、協力者や相談者もいない中で 絶望的な気持ちで親…

親の認知症⑮男の介護

日本という国は昔から男は外で結果を出すしかりで、男は外へ出て働くものという意識が強く、家の事は全て女性(妻) に任せきりという風習が慣例となっていました。今の若者は私事も楽しむ、育児や家事を協力する事が当たり前の世の中に変わりつつありますが…

親の認知症⑭介護のリスク

親の認知症介護における最大のリスクは親の介護に専念するために会社を退職してしまい生活基盤を失う事です。 家族だけで判断せずに公的機関への相談や助言を求めたり、認知症介護への助成金の有無を確認するなど、安易に離職する事は今後のイレギュラーに対…

親の認知症⑬人を傷つけてしまう事

認知症の親が車に乗り続け人を傷付けてしまう事は一番避けたい事と同時に、常に親の行動に気を配り。認知症を疑い 車以外での交通手段を考えたり、親の免許返納を促したりすることは家族の義務です。もし親の運転によって他人を傷つけたり死に至らせてしまっ…

親の認知症⑫アルツ対策

親のアルツハイマー型認知症は生活環境の激変によって進行が早くなります。 私の父親は母親の死により一人暮らしとなり会話など外部へ発散する機会が減り認知症の進行に繋がりました。

親の認知症⑪家族離散

親の介護特に認知症の介護を義理の関係の妻らに押し付けてはいけません。 自分がもし義理の親を一人で長期間看るとしたら?という気持ちに立ち、本人の意思を確認しないで介護を押し付けたり介護後の精神的なフォローは不可欠になります。