親の認知症介護
親の認知症⑰まとめ
親の認知症介護を私達家族の体験を
交えながらお話してきましたが、
要約すれば、親の認知症介護とは、
1人で抱え込まない事。家族で共有
する事。外部の意見や経験を参考
にする事。専門知識を持つものに
協力を求めてベストな選択をする事
に尽きると思います。
親の介護で疲弊している家族での
独断では親の介護の将来のベストな
選択をする事は出来ないという事
です。
人生のどんなシーンにおいても、
周囲の助言や協力なしでは人間は
生きていけないという事を念頭に
親の介護にいい意味で人を巻き
込んでいくという事を忘れないで
欲しいと思います。
認知症の種類や症状
はじめ、認知症のおよそ7割を占める
物忘れや見当識障害、失行、そして
言語能力低下や計算力低下などが
起こる。
の脳血管のトラブルに起因し、
手足の麻痺や言語障害等が見られる
。
レビー小体型認知症：妄想や幻覚等
の家族には見えないものが見える
現象が多く見られる。
体の自由が効かなくなり、私の母親
のパーキンソン病の症状に類似する
。主に精神科での受診で発見され
やすい。
側頭葉の萎縮で起こる認知症。
暴言、暴力など社会性の欠如が
顕著に表れる。
自己中心的になり万引きを繰り
返すケースもみられる。
認知症の予防について
①頭を使う事、指先を動かす習慣
②人と接する機会を増やす
（外出を心掛け○○教室などへの
参加で他者との交流や会話をする）
③適度な運動
（散歩やウォーキング等の無理の
ない運動で脳や体全体の血流を
良くすることで認知症や転倒の
予防効果が得られる。）
公的機関の活用（家族で抱えない）
親の認知症介護を1人で家族で
抱え込まずに地域包括支援センター
や相談窓口、ケアマネ、かかりつけ
の医者に相談して最善の方法を
考える。（その際により説得力の
ある介護の現状を介護日記や
レコーダーに記録しておく事。
役所の調査がある際はケアマネ
の同席やかかりつけ医の意見書
を用意しておくとより説得力の
ある説明が出来る。
介護する家族の心のケア
（親の認知症介護だからと
いって無理をしない事、また
悩み事は一人で抱え込まずに
家族や介護経験者の友人や
ご近所に思いを伝え、協力
してもらえることは有難く
助けてもらう事。
親の入所する介護施設の選定
（公的介護施設、民間施設に
関わらず親の入所する介護施設
の候補が決まったら速やかに
見学等のリサーチをし予約を
する事。今後は高齢化社会が
更に進み容易に入所したい
タイミングで介護施設に入所
出来なくなるため、介護施設の
選定や入所はスピード感が求め
られます。
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