親の介護は自分の未来~介護からお見送りまで体験記

親が要介護状態になった時の家族の介護から葬儀まで

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ペットの介護③愛犬柴ちゃんの旅立ち

ペットの介護③:愛犬柴ちゃんの介護、そして旅立ち

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ペットの愛犬柴ちゃんが、実家にやってきて13年、

柴ちゃんは足腰が弱くなり、目や耳も悪くなり

一日中家の中で過ごすようになりました。

私と母親で、動物病院へ連れて行きましたが、獣医さんは

『内臓は特に悪くないね。年のせいだね。』と

注射を一本打っただけで、特に治療はできませんでした。

 

『ペットの医療費高っ。家族なんだから、

保険証使わせて』って 心の叫びです。

 

柴ちゃんは、お気に入りの座布団の上で

横になったまま、大半を過ごします。

それでも私たち家族がお見舞いに行くと

よろよろと立ち上がって、弱々しく

しっぽを振って、出迎えてくれました。

 

座布団のすぐ横にトイレシートを

用意してあるのですが、頻繁にお漏らしを

してしまいます。

日々弱っていくペットの柴ちゃんですが、

母親は毎日、柴ちゃんの粗相の後始末をし、

マッサージをし、身体を拭いてあげました。

 

食事をスプーンで与え、紙おむつもつけるように

しました。献身的な我が子?への介護です。

 

ペットの柴ちゃんの食事は流動食になりました。

今ほどペットフードが豊富ではない時代ですから

母親が固いドックフードをすり潰して、

おかゆと混ぜて与えていました。

人間の介護と一緒ですね。

そして残酷ですね。子犬として実家にやってきた

柴ちゃんが、あっという間に母親の歳を

追い抜いてしまうのですから。

 

柴ちゃんの前足の痙攣が見られるようになりました。

母親が懸命の介護です。

タオルで体を温めながらマッサージしてあげます。

母親が『元気になってね、柴ちゃん』と

声をかけると、ク~ンと答える柴ちゃん

私も何度も、柴ちゃんの介護をしましたが、

母親に寄り添ってもらっている時の柴ちゃん

一番幸せそうでした。

 

翌年、ペットの愛犬柴ちゃんは、母親の介護の
甲斐なく、老衰で亡くなりました。

柴ちゃんが亡くなったのは週末。

私は仕事が休みで自宅におり母親から

連絡を受けました。

母親は電話の向こうで、『柴ちゃん死んじゃった。

私たちの家族の一員だから、お葬式に出したい』と。

 

私は実家に向かい、柴ちゃんと対面し

母親と一緒に柴ちゃんを連れて

山の上のペットの共同墓地に行き、

お経を読んでもらい埋葬しました。

 

私が独立し、妹も嫁ぎ、ペットの柴ちゃん

唯一の心の拠り所だった母親。

その時の母親の抜け殻のような心の落ち込んだ

表情は、今でも忘れられません。

 

その時はまだ、将来私が、母親の介護をするなんてことは
考えもしませんでした。

 

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