両親の介護を兄弟で分担
兄弟で分担する条件とは
両親が70歳前後だとその子供は
30~50歳代が多く、それぞれの
家庭を持ち独立している場合が
多く、家庭では子供が中学から
大学に在学し、家計も大変な
時期です。
そんな中で親が要介護状態となり
兄弟、兄妹、姉妹で分担して親の
介護をするのは生易しい事では
ありません。それと兄弟の組合せ
によっても分担の内容も変わって
きます。姉妹ですと実家住まいの
時から家事に携わっている事が
多いので平等な介護の分担が可能
ですが、兄弟、兄妹、姉弟の場合
は、男が家事をこなせない場合が
多く、男はもっぱら買い物、掃除
、荷物持ちのみというケースが、
多いようです。
(自分の親の介護なので慣れれば
親の介護全般をこなすのは可能
ですが。)
後は兄弟、兄妹、姉弟がそれぞれ
独立している場合の実家までの
所要時間の問題です。
1時間圏内と2時間圏内の兄妹では
均等な親の介護日数の分担は無理
かもしれません。兄妹が3~4人
いて皆が協力的な場合はやりくり
出来るでしょうが、どちらか一方
が遠方の場合、必然的に兄妹分担
のバランスが崩れていきます。
(一人っ子の場合は逃げ場のない
ご苦労があると思いますが。)
ですので親が要介護状態になる前
に、親を交えてじっくりと話合う
事が重要です。
親の介護に日数をかけられない
兄妹は介護費用を負担するか?
するのか?
介護施設に入所するのか?等々
兄妹での分担方法や介護の方法
を予め、決めておく事が求め
られます。
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