義母親の介護
親の介護 義母親編㉛帰ってから
義母親が入所する介護施設での面会
当日、長女（私の妻）が冬物の衣類
と自分の接種証明書を持ち介護施設
へ行きました。
介護施設の入口で介護士が待って
おり、検温と接種証明書の確認を
してから介護施設内へ案内された
妻は1階の個室へ案内されました。
入所者用の2階の個室はコロナ感染
対策で家族は入室できません。
1階の個室で妻が待機していると、
程なく義母親が介護士の付き添い
で入室してきました。
久しぶりの対面での義母親の
第一声は『長男と次女は？なんで
皆で来てくれないの？話したい事
沢山あるのに。』と。
介護士が面会にあたり、義母親に
面会は1度に1人で時間は5分のみ
と、説明したそうですが認知症
が進行しているせいか？説明は
忘れてしまった？のか。
長女である私の妻が『母さん、
元気？』と問いかけると、
義母親は『それより、早く家に
帰って、ゆっくり話しましょ。
』と、妻が迎えに来たと思って
いたようです。
そうこうしているうちに介護士
から『○○さん（義母親の名前）
時間ですよ。○○さんはここが
お家なのよ。ご家族にはまた
会えるから○○さんのお部屋に
帰りましょ。』と促されました
。
義母親の別れ際の最後の一言は
○○（長女の名前）いつ迎えに
来るんだい？』と言いながらの
退室となりました。
長女である私の妻は義母親の
退室後、『ごめんね母さん。』
と呟くしかなかったとの事。
帰宅した妻は私に『暫く会わない
うちにだいぶ認知症が進行した
みたい。施設でコロナの影響で
あまり会話も出来ないみたい
だから、ぼけちゃうね。今日は
家に帰れると思ってたみたい
私も辛いわ。』と涙を流しながら
介護施設での出来事を話して
くれました。
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1日も早くコロナが終息し、
いつでも義母親に会える環境に
なる事を願わずにはいられません
。
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