義母親の介護
親の介護 義母親編
㊲親の介護で寄り添うという事。
私も親の介護を母親、父親そして
義母親の介護に携わってきて
感じたことがあります。
親の介護は在宅介護であれ、
介護施設での介護であれ
介護される親の傍に居る事が
寄り添う事ではないという事。
家族が親の介護に携わる場合、
それぞれの生活の時間を割いて
介護をするわけですが、親の
傍に居て、携帯をいじったり、
雑誌やテレビを見ている事は
寄り添う ではありません。
親の介護で1日1時間でもいいので
親のとなりや向かいに座って、
親の目を見ながら母親の好きな事
や関心のある事を語ったり、
問いかけてあげる事が寄り添う事
ではないでしょうか。
義母親(私の妻の母親)の面会に
言った妻が、義母親が介護士の
付き添いで面会室に入ってきた時
介護士が面会時の注意事項を話し
始めた時、自分の娘である私の妻
に早く話をしたいという思いが
伝わってきたと言います。
病院に付き添いで親に同行しても
待合室で隣同士、家族が親を見る
ことなく、携帯をいじっていたら
ただの付き添いです。
隣に座ったら携帯や雑誌を閉まって
親と他愛もない話をする事、親の
話したい事を引き出してあげる事が
親と寄り添う事ではないでしょうか
。親と共にする時間の1時間でも
良いのでそうしてみてください。
偉そうなことを言うようですが、
私が実の母親の介護時に、ただ
傍に居るだけで別の事を考えている
自分がいて、母親が亡くなった今、
後悔しています。
皆さんが親を亡くしてから後悔を
しないように親の介護時に
語りかける時間を作ってあげて
下さい。
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