要介護の叔母（母親の妹）は
体調不良の中、自らが経営を
していた会社の資産の整理を
終えた。
残りは個人資産や個人の不要物
の整理が残るが、こちらの方は
私が叔母から引継ぎを受けて
文書にまとめてある。
だが会社関係の整理が終わった事
で、肩の荷が下りたのか？
体調がよくないのだ。
咳き込んで肩で息をしている叔母
を見ていると、要介護の立場で
金融機関や弁護士、税理士との
打合せに奔走していたなんて
信じられない程、弱々しい。
普通の人なら何もかも投げ出して
家族や親戚に丸投げしてしまうが
元経営者の責任感？なのか、
身寄りのない環境で生き抜いてきた
強さなのか？叔母には頭が下がる。
80歳を過ぎて持病があり歩くのも
覚束ない叔母の何処にこんなパワー
があるのだろうか？
私も定年退職をしたとはいえ、
ほぼフルタイムで働いている身で
あるが、叔母の鼓動を見ていると
私の働いている は言い訳になる
だろう。
経営者時代も忙しい仕事の合間を
縫って要介護の私の両親を訪ね、
支えになってくれた叔母には
長生きしてほしい。
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