親の介護から私の介護へ
親～私の介護の心配④銀行で真っ白
50歳前半
長男や長女のイベント事で体を痛め
体力の低下を自覚して以来、健康へ
の対策として、ストレッチとジョギ
ング等の軽度の運動を毎日続けて、
体調面でのトラブルはなく日々が
過ぎていきましたが50歳を過ぎ、
母親が体調不良（のちに病名は
パーキンソン病とわかる）のため
母親の介護や病院への通院に同行
する様になりました。
ある日母親に通院費を銀行から
下してきてと頼まれ銀行へ行った
時の話です。
母親からキャッシュカードと通帳
を預かり、念のため銀行印も持ち
出掛けました。昼前という事で
銀行はかなり混雑しており案内の
人が『窓口は大変混雑しておりま
すので、キャッシュコーナーの
ご利用をお願いいたします。』
とのアナウンス。
キャッシュコーナーも混んでは
いましたが、窓口よりは流れて
いるようです。
私はキャッシュコーナーの列に
並びました。
10分程で私に順番が回ってきて
カードを取り出していた時に、
近くでまた案内係のキャッシュ
コーナー利用のお願いが聞こえ
その声に耳を傾けた瞬間です。
カード、通帳を挿入し暗証番号
の入力を求められた際に、
頭の中が真っ白になり番号が
判らなくなってしまいました。
何とか思い出そうとしましたが
後ろの長蛇の列を見て更に焦り
仕方なく列から外れて窓口手続
の番号札を取り待つことに。
結局窓口の順番待ちは30分
かかり、その間暗証番号は思い
出せませんでした。
思い出したのはお金を下ろして
家への帰り道でした。
暗証番号は母親の誕生日の4桁
で過去何回もお使いで銀行へ
行っていたのでショックは
大きかったです。
体力面ではなく、初めての
精神面での頭の記憶が飛ぶという
経験を50歳の頭にするなんて、
体も頭も もう若いころとは
違うなと実感です。
↓介護のブログ見れますよ。
↑親の介護ブログ更新お知らせ
プライバシーポリシーについて - 親の介護は自分の未来～介護からお見送りまで体験記
