物販の営業職から親の介護を機に
ケアマネへの転職をした私の会社の
元同僚の友人の話です。
営業で培った折衝力や会話力は
必ず介護業界でも役に立つという
友人の言葉とは裏腹にケアマネの
業務はそれぞれの家庭の事情の
相違や生身の人間の介護を扱うと
いう事で友人のケアマネ業は困難
の連続であったと言います。
ケアマネージャーの資格取得自体は
順調に取得しケアマネの業務の流れ
も教科書上は丸暗記？把握する事は
容易だったと言いますが、いざ実務
の顧客？親の介護を望むその家族と
面談しそれぞれの家庭の事情に合う
介護の選択に関してケアマネのペー
スでは事を運ぶことが出来ず、苦労
したといいます。
まずは親が独り暮らしでその他の
家族が通いでの在宅介護をしている
場合、家族との打ち合わせや意思の
確認に時間がかかる事。
また家族が代表者を決めて家族間で
意思の統一をしていない場合に
後で別の家族が表れて『そんな事
聞いてない。その費用は高い』など
なかなか親の介護の方向性が決まら
ない等々の問題で悩まされたと聞き
ました。
![[書籍のメール便同梱は2冊まで]/「食べていけるケアマネ」になるための本[本/雑誌] (ケアマネ試験に合格した人が) / 児玉由美/著](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/neowing-r/cabinet/item_img_1297/neobk-2289380.jpg?_ex=128x128 "[書籍のメール便同梱は2冊まで]/「食べていけるケアマネ」になるための本[本/雑誌] (ケアマネ試験に合格した人が) / 児玉由美/著")
だからと言って家族間で意思統一
してから面談しましょうと時間を
与えると『対応が遅い、介護施設
が一杯になってしまう』などと
クレームをつけられてしまう等々
頭で覚えたケアマネのイロハが
実は全然役に立たない現実が。
生身の人間が相手。しかし家庭の
事情は十人十色、だけど期限は
守らなければならない。
ケアマネって大変な仕事です。
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