亡くなった母親の妹（叔母）は、
身寄りが無く私と妹で交代で自宅
に出向き介護をしている。
元経営者という事もあり気丈で
弱音を吐かない性格であるが、
最近は骨粗鬆症や開度の肺炎の
影響で独りの外出が困難となり
自宅での静養の日が多い。
習い事や友人との会食で日々
刺激を受け体調が悪いながらも
前向きに日常を過ごしてきたが
70歳の半ばを過ぎ、最近では
気力、体力ともに優れない日が
多くなってきた。
![身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本 第2版 [ 下 正宗 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4786/9784426124786.jpg?_ex=128x128 "身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本 第2版 [ 下 正宗 ]")
経営者時代の会社の書類の処分や
不用品の片付けや処分も衰えと
ともに出来なくなってきた。
私は不用品の処分に私も立合の上
で、業者の手を借りて断捨離を
進めようとしていて、叔母も同調
していたのだが、体調不良の日が
多くなり、部屋の片付けも滞り
『他人を家に入れたくない。』と
言い出した。
元来、綺麗好きの叔母にとって
乱雑な家の中を人様に見せたく
ないのだろう。
しかし。介護を通じて日々叔母の
衰えを目の当たりにしている私は
少しずつでも片付けを進めたい。
往復2時間半かかる叔母の家に
私と妹で交代で週2日ずつ通って
いるので、叔母の家にお邪魔した
日には、少しでも叔母がやり残し
た事を進めたいのだ。
叔母は姉である亡くなった私の母
親が要介護になった際も誰よりも
献身的に母親を気遣ってくれたが
叔母自身の事は例え身内であって
も、頼ってくれない。
私が幼少の頃から叔母は私を含め
周囲への気遣いは本当に有難く
思っている。叔母の介護も義務
ではなく力になりたいのだ。
もう少し私を頼ってほしい。
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