親の介護から葬儀までの
私の失敗談
母親の希望を聞いて、
介護施設を選べばよかった。
生前の母親は旅行、油絵、
裁縫と多趣味で、行動力があり
手先の器用なひとでした。
体調の異変の予兆は、平坦な
場所でもよく転び、怪我が
多くなったこと。
その後必死に、歩く事で
自ら体調が上向く努力を
していましたが、好転せず
多くの病院で診察を受け、
ようやくパーキンソン病である
事がわかりました。
その当時の私と妹は、とにかく
介護よりは医療に特化した
施設に入所させ、母親のもしもに
即対応できる介護施設を優先して
いました。
特養ホームを経て、民間の医療付
介護施設へ入所させたのですが、
今思うと介護施設というよりは、
病院のようで、母親は一日中
ベッドに寝かされ、館内や外への
散歩もリハビリも殆どなく、
日に日に弱っていきました。
最期は胃ろうという形で、栄養を
流し込むだけでした。
かなりの割合で、このような環境
下で心身ともに悪化したと
思っています。
私達兄弟にとって母親の介護が
初めての介護でしたので、母親の
要望や、友人、知人のアドバイスを
聞く余裕もなく、介護施設選びを
進めてしまいました。
母親が介護施設の入所後1か月の頃
『寂しい、1日中寝かされて
いるだけで辛い。』という言葉は
私達に対する母親のサインだった
のではないかと思います。
母親の介護体験は、下記からご覧ください。👇
母親の介護 カテゴリーの記事一覧 - 親の介護は自分の未来～介護からお見送りまで体験記
母親が亡くなり、その後の
父親の介護は、母親の介護の
失敗を教訓にして、施設選びを
父親本人に希望を聞いたり、
知人やケアマネに意見を
求めたりしながら、介護して
きましたが、いまだに母親の
介護においての、私達の未熟さ
で、母親の自由を奪ってしまった
後悔でいっぱいです。
両親の要介護認定については、下記からご覧ください。👇
両親の要介護認定 カテゴリーの記事一覧 - 親の介護は自分の未来～介護からお見送りまで体験記
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