両親の介護の備え（ケアマネ）
亡くなった母親のケアマネの亡霊
との葛藤は今も続く。
母親の介護が私達家族にとっての
初めての介護という事もあり、
役所の紹介のみで、介護経験者の
友人や介護職員の知り合いに
ケアマネの紹介を頼むことなく、
安易にケアマネを決めてしまった
事を母親が亡くなった今でも後悔
する日々です。
要介護認定や介護施設入所時の
トラブルで長期間に渡り在宅介護
になりパーキンソン病の進行により
結果、母親の寿命を縮めてしまった
のではないか？という後悔が今でも
頭をよぎる瞬間が度々あります。
ケアマネの評判は役所で聞くのが
一番だと、勝手に思い込んでいた私
は、ケアマネ選びの初期段階で躓く
事になり、『なんで、介護の先輩で
ある友人、知人、そしてヘルパー
などの実体験に耳を貸さなかった
のか？』と自問自答の日々です。
義母親（私の妻の母親）の介護や
叔母（亡くなった母親の妹）の介護
に携わっていても、ふと私の母親の
ケアマネ選びの失敗体験が思い浮か
んできます。
そしてケアマネ探しをしている、
友人や知人がいるとケアマネ選びの
重要性を私の失敗体験を交えながら
説明します。
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ケアマネとの相性が悪ければ変更
する事も可能ですが、出来れば
ケアマネ選びに充分に時間をかけて
その後の親の介護をスムーズに運ぶ
事がベストであると考えます。
私の失敗は母親の介護において、
ケアマネ選びの重要性を充分に把握
しておらず、安易にケアマネを
決めてしまった事で当時自力歩行が
徐々に出来なくなっていたにも
関わらず要介護認定調査にケアマネ
が出席しないという事態が起こり
ケアマネの言っていた要介護3認定
が得られなかった事、そして
ケアマネに同席してもらい要介護
認定を再度受けなおすために2か月
という期間を無駄にした事。
そして要介護認定3が認められた後
の特養ホームへの申請がケアマネが
他の顧客とのやり取りの為に申請が
送れたために、より多くの期間を
自宅で在宅介護をしながらの待機
となってしまった事が悔やまれます
。
その苦い経験があるからこそ、後の
父親の介護時のケアマネ選びでは
介護経験者の皆様への相談やアド
バイスを積極的に受けることで
私たちが望んだ、実務経験豊富で
機動力やパイプのあるケアマネに
出会うことが出来ました。
この事を周囲の初めての親の介護
をする皆さんに伝えていきたいと
思っています。
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