叔母の介護に自宅を訪ねたら
部屋中散らかり放題でびっくり
したけど、こんな猛暑の季節で
しかも体調がよくないのに毎日
完璧に家事をこなすなんて無理
いや叔母には経営者時代の日々
の緊張感など忘れて出来ない時は
出来ないでよいとおもった。
その方が人間らしくて高齢者
らしくて、僕らをもっと頼って
貰って構わないと言った。
叔母ももう若くないから無理な
ものは無理と割り切って無理は
しないわ。 と。
![身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本 第2版 [ 下 正宗 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4786/9784426124786.jpg?_ex=128x128 "身近な人の上手な在宅介護のしかたがわかる本 第2版 [ 下 正宗 ]")
叔母はいつも口癖のように
『高齢になっても呆けない秘訣
は人と接する事と頭で考えて
行動に移す事。緊張感を持って
日々生きれば心身ともに健康で
いられる』と言っていた
が、今回の体調不良で部屋が
散らかり放題になった事で
自重する事、無理をしない事
そして頼る事を学んだ と。
経営者の時は社員を守るために
弱音は吐かず、毎日仕事に
立ち向かってきた叔母ですが、
今は立派に勤め上げた隠居の身
出来ないものは出来ない。
助けて、と気軽に声を掛けて
くれれば喜んで協力します。
緊張感はいい加減に解いて
気軽にスローライフを送って
ほしい。
これが私の叔母に対する切なる
願いです。
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