相談相手は便利品?ではないですが
親の介護は判らない事や出来ない事
だらけで介護ストレスになりやすい
介護する側の家族から不安を取り除
いてくれる頼もしい存在です。
私も両親の介護時には人に相談も
出来ずに苦しんだ時期があった。
『人に迷惑がかかるから他人に
相談など出来ない』などと思い
親の介護の悩みを人に打ち明けず
介護する側である私自身が体調を
崩した時期があった。心身ともに
疲弊してしまった私は仕事でも
ミスが多くなり仕事が終われば
仕事帰りや休日は全て親の介護、
介護で、親の介護とはいえ何の
ために生きているのか?などと
考えた時期もありましたが、
両親の実家のご近所さんの一言
が私を楽にしてくれました。
その方は両親の実家の真向かいの
老夫婦で、何かにつけて私達家族
を気にかけてくれた人です。
ある時母親の介護に実家に行った
時に老夫婦が私にこう言いました
『○○さん、お母さん具合どう?
私達縁あって近所付き合いしてる
んだし何かあったら何でも話して
私達は隠居の身だし時間はいくら
でもあるから。あなたもね死人
みたいな顔してないで私達に悩み
事を打ち明けてもいいのよ、周り
を頼って気持ちを吐出すだけでも
大分違うわよ。あなた達家族が
体調不良になったらそれこそ○○
さんを面倒見る人がいなくなるわ
人は頼るためにいるんだからね
どんどん声かけてね。』と。
有難い言葉でした。そしてご近所
の方に親の介護の悩みを打ち明け
たことで介護のモヤモヤが晴れた
気持になりました。
それ以来、近所の方、親戚、友人
同僚などと話す機会があれば親の
介護に関する話題も話せるように
なり、会話の中で何かしらの介護
のヒントを見つけられるように
なりました。
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