要介護になっても前向だった母親
やれることは何でも試しリハビリ
も進められる事は何でもやった。
しかし容態は悪化する一方で
寝たきりで手足が使えなくなり
ついには食事をする事も出来なく
なった。
ポジティブからネガティブへと
変わった瞬間だった。
寝たきりになる迄の母親はどんな
事があっても決してあきらめずに
『楽しんでやれば大丈夫。』と
笑って困難と向き合ってきました
が、今度ばかりは精魂尽き果てた
のでしょう。
だって、幾らポジティブにしても
自分では何も出来なくなったの
だから。
母親が人生で初めてネガティブに
なってから死までの進行は一気に
加速していきました。
母親の末期は医療付介護施設での
日々でしたが、私が訪れるたびに
『寂しい。早く家に帰りたい。』
と、うつろな目で訴えてきました
そんな母親に何もしてあげられ
なかった私。何の根拠もなく
『母さん、元気になって家に
帰ろう。』と声を掛ける事しか
出来ませんでした。
母親に対してもっと気の利いた
嘘が付けない私は介護施設からの
帰り道に自分を責めました。
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