母親の介護の一番の失敗
健康だった母親が原因不明の病に
侵されてから5年以上もの間、
私達家族は病を特定するために
数々の病院を母親を連れて巡り
続けた。
後にパーキンソン病とわかる
母親の病は病名が判るまで
効果的な治療をしなかった事も
あり、既に全身の筋力が弱り
寝たきりの状態にまで悪化を
していた。
父親が母親の介護に積極的では
なく長男である私と妹の2人で
初めての介護に悪戦苦闘した。
![親の介護は9割逃げよ 「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし[本/雑誌] (小学館文庫プレジデントセレクト) / 黒田尚子/〔著〕](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/neowing-r/cabinet/item_img_1184/neobk-2194434.jpg?_ex=128x128 "親の介護は9割逃げよ 「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし[本/雑誌] (小学館文庫プレジデントセレクト) / 黒田尚子/〔著〕")
母親の介護の最大の失敗は、
家族が手探りで母親の介護を
始めてしまった事。
周りの人、介護経験者の相談
をしたり、関係機関に相談を
したりという事を一切しない
『人の親の介護の事なんて
他人を巻き込んだら迷惑だ』
という誤った考えに支配されて
いたのも事実です。
つまり母親は介護初心者の
家族の試行錯誤によって寿命が
短くなったのでは？と、
母親が亡き今も自問自答の日々
です。
母親の病名が判らない時や
親の介護の方法が解らない時？
様々な困難の時に相談すべき
友人や親戚をあえて頼らなかった
事が母親の介護の失敗の全てで
あったと後悔しています。
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