現代のご近所付き合いというのは
人間関係が皆無な所も多く、
団地で老人が亡くなっていた、
戸建で家族が訪ねたら親が
亡くなっていた等の悲しい
出来事が多い。
だからと言ってまだ元気なのに
老人ホーム、介護施設に入所
するのも自由を奪われそうで
嫌だなと思う高齢者は多いのだ。
やはり高齢者と言えども元気な
内はプライバシーのある生活を
楽しみたい。
けれども誰かに見守られている
安心感は欲しいという高齢者は
多いようです。
そんな要望を叶えてくれるのが
大手の不動産会社の運営する
完備したマンションではないかと
思う。
![マンション学（第64号） 日本マンション学会誌 特集：分譲マンションにおける認知症高齢者等の課題に関する多角 [ 日本マンション学会学術委員会 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3320/9784865563320.jpg?_ex=128x128 "マンション学（第64号） 日本マンション学会誌 特集：分譲マンションにおける認知症高齢者等の課題に関する多角 [ 日本マンション学会学術委員会 ]")
その事は私が第二の人生として
マンションの管理人をしてみて
実感するのだ。
ファミリー層と高齢者層が共存
するマンションは2LDK中心で
賑やかでありながらもプライバシ
ーも守られた最適な選択であり
ご近所の見守りは無くても、
セキュリティーが24時間常に
見守る安心感は、住まう高齢者
だけでなく離れて暮らす家族にも
安心感を与えてくれるものだ。
私は仕事として管理人をし、
合った全居住者の方に挨拶を
するのだが若い居住者に比べ
高齢の居住者の方が、
『こんにちわ～』と言った時の
表情が嬉しそうなのだ。
ちょっとしたことだけど
挨拶一つで社会と関わっていると
実感できるような表情の軟らかさ
が印象的だ。
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