衰えた親であっても家族の前では
『私は出来るよ』と健在を訴える
この事は要介護認定調査における
聞き取りでもよく見られます。
調査員が『あなたは自立した
生活を送れていますか？』と
問いかけると、家族に周囲に
私は何でもできるとアピール
してしまう親。
その言葉を真実と受け取った
調査員は親に要介護1も等級を
与える事となり、
特養ホームへの入所資格を
得ることが出来なかったという
事例はよく聞く話です。
要介護になった親でも、
家族に迷惑は掛けられないとか
私は介護施設に入りたくない
とか、親のプライドとか
いろんな思いで 出来ます
アピールをするものなのです。
![介護認定審査会委員が教える『困らない介護の教科書』[本/雑誌] / 河北美紀/著](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/neowing-r/cabinet/item_img_1576/neobk-2685057.jpg?_ex=128x128 "介護認定審査会委員が教える『困らない介護の教科書』[本/雑誌] / 河北美紀/著")
そんな親の言葉を要介護認定
調査の一度きりしか会わない
調査員は、『自立した生活が
出来る』と判断してしまったら
今迄親を懸命に介護してきた
家族は、これまでの苦労が
報われない介護等級しか
与えられず、明日からも
通いの在宅介護を強いられる
というような事に繋がり
かねません。
そんな後悔をしない様に
親の介護の現状をケアマネや
かかりつけ医に伝え、
診断書や報告書と言った
専門家に文書にしてもらう事で
親の調査での頑張り？発言に
調査員が惑わされる事のない様
にしたいものです。
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