両親の介護～私の独り言
親の介護から、逃げたい気持ち
私も無くなった両親の介護の時は、
親子でぶつかったり、怒鳴ったり
毎日ストレスの溜まる毎日でした。
親の介護をしている皆さん、
毎日お疲れ様です。介護される
親も、介護する家族も日々色々な
精神状態ですから、機嫌が悪いとき
もあれば、体調が悪いときも
あります。
そんな時に限って親が食事を
こぼしてしまったり、悪態を
ついたりと本当にイライラする
ものです。
時には『もう面倒見ないから。』
と介護を投げ出したくなることも
ありました。親から一言『いつも
悪いね、ありがとうね。』と言って
くれれば、どんなに救われることか
と、思いながら親の介護をして
きました。
特に在宅介護の場合は、1日中親子が
介護という あまり楽しくない
やり取りをしているわけですから、
無理もないと思います。
私の場合は父親が在宅介護の期間が
長かったので、認知症の父親に
向かってつい怒鳴ってしまう事が
度々あったと思います。
でもある日を境に気持ちを張り
詰める事、一人で介護ストレスを
抱え込むことを止めてから、
私の父親の介護における感情の
起伏はなくなりました。
これは親の介護経験者の友人の
アドバイスが大きかったと
思います。友人曰く『親の介護
だからって、100%介護モードに
入る必要はないよ。僕は親の
介護の日ほど自分の趣味を実家に
持ち込んだり、友人や親戚に電話
して愚痴ってたよ。そうでも
しなきゃ、やってられないよ。』
と。この友人の介護の体験話で
救われたというか、自分の好きな
事をしながら、ついでに親の介護
をしようと実践してから、精神的に
楽になりました。
世の中には親の介護でもっと大変な
思いをしている方は沢山いるのに、
隔離された空間の中で精神的に、
不安定な時に、『なんでこんな事
しなきゃいけないんだ？こんなに
頑張っても誰も分かってくれない
。』と、一人で自分勝手な事を、
言っていましたが、要は誰かに
話さなければわかってくれる人
なんかいない、自分で楽しみを
見つけなければ気分転換など
出来ない。こんな単純な事が、
友人に言われるまで判らない
なんて、いい歳したおっさんが
情けない限りです。
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