両親の介護 私の独り言
離島における介護状況について
友人に聞いてみた。
私の学生時代の同級生の友人が
ある離島にて単身赴任で働いて
います。
ここ数年は年賀状のやり取りのみの
関係だったのですが同級生の仲間の
死をきっかけにメール中心のやり取
りが始まりました。
その離島は人口200名余りの小島で
世帯平均年齢が40歳代という年齢層
なので友人に聞いてみると、
学校は小中学校のみで15歳～の子供
は高校進学の為に島を離れる事。
そして高齢者層は島に介護施設が
ないために、独り暮らしの高齢者は
要介護状態を機に住まいを売り、
島外へ引越していくとの事です。
残った後継世代のうち島に親から
受け継いだ職がある人のみが
島内で暮らしているのが現状の
ようです。
こんな状況ですから、子供世代は
高校進学を機に、高齢世代は介護
を機に転出して戻らない事が多い
ので、人口は減少する一方です。
何か島の象徴になるような商品や
若い世代が移住するような産業
（仕事）があり、老後を安心して
迎えられる介護施設や介護職員等
の確保が急務であると思います。
私がもし手に職があれば離島暮らし
もいいなと思った時期もありました
が、これからを担う子供世代がなく
島の為に汗を流してきた功労者の
高齢者が安心して老後を生きる環境
がない現状では、私のような手に職
のない者が移住する事は難しいかな
と思います。
（島の方は島外からの人の流入確保
の為に、限られた予算の中で日々
努力をされていると聞きます。
なんとか、行政の支援も含めて
島の活性化を進め、全世代が暮ら
せる島作りを目指してほしい。）
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