親の認知症介護 親の認知症②
父親のアルツハイマー病発症
かつては痴呆症と呼ばれていた
認知症。私の父親も介護の末に
母親が亡くなり、一人暮らしに
なった事をきっかけに進行して
きました。
短期的な物忘れつまり昨日今日
の事が思い出せない、私達家族
との会話の内容を忘れてしまう
、日付けを忘れる事が多くなり
父親のかかりつけ医への通院日
に私が迎えに行くと、病院へ
行く日も忘れていました。
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カレンダーに大きな字で通院日
何時、息子何時迎えと記入して
いても、今日が何月何日かも
把握できないのですから通院の
準備などしているはずもなく。
私と妹は父親の生活拠点の
リビングのテーブルに大きな
模造紙で作ったカレンダーに
日々の予定や、薬などを用意し
対応するようにしました。
以前よりはトラブルが減った
とはいえ、父親の私や妹への
電話『あれがない、これがない
』は無くなりませんでした。
この頃から父親を通いの介護、
デイケアに通わせるべく兄妹で
分担して動き出しました。
色々な対策をしても父親は一人
暮しですから、通いの介護を
する私達兄妹が不在の時間に
認知症の進行とともにトラブル
が起きてきます。
寝たきりだった母親の介護に比べ
父親は体が丈夫で動ける事から
かえってトラブルが多かった気が
します。（丈夫な認知症？）
対策を講じても、会話もない独り
暮らしですから、認知症の進行は
止まることなく、更なる事件を
起こす事となりました。
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