通院に伴う外出許可で一時帰宅を
許可された義母親は久しぶりに
自宅へ戻り実の親子で水入らずの
2時間を過ごす事になりました。
認知症が進行している義母親は
自宅に帰る事を自身の生まれ故郷に
帰ると勘違いしていて実際帰宅後も
勘違いしたままでした。
しかし自分の料理を再現した長女で
ある私の妻の料理には義母親の舌が
過去を呼び起こしたのか？とても
上手そうに食し、薄味の介護施設の
料理に不満を並べていました。
しかしせっかくの実の親子での
久しぶりの一時ですが人に対する
記憶はコロナ禍で面会も限られる
中で義母親の子供に対する記憶は
あいまい？になっていました。
![ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言 [ 長谷川 和夫 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4990/9784046044990_1_3.jpg?_ex=128x128 "ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言 [ 長谷川 和夫 ]")
長女である私の妻に対しては
介護施設の介護士さん、長男に
対しては弟と、次女に至っては
私の娘である義母親にとっての
孫と勘違いしたまま会話が進んで
いったそうです。
今現在の義母親にとっての人に
対しての優先順位は介護士さん、
故郷の実の弟、幼少期の孫の記憶
が勝っている感じでしょうか？
私の実の父親も生前そうであった
ように自身が元気で楽しかった頃
の思い出を鮮明に覚えている現実
があり残念ながら実の子であっても
日々生活を共にする介護士さんや
ケアマネさん、義母親の生まれ故郷
での登場人物等には優先順位が劣る
現実がそこにはあったようです。
![ボケ日和 わが家に認知症がやってきた！どうする？どうなる？ [ 長谷川 嘉哉 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5440/9784761275440.jpg?_ex=128x128 "ボケ日和 わが家に認知症がやってきた！どうする？どうなる？ [ 長谷川 嘉哉 ]")
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