私の母親と叔母（姉と妹）は
朝から晩までよく話す事があるな
と思う程、お互いの自宅でも旅先
でも長時間の会話の話題には事欠
きませんでした。
そんな姉妹が老後迄一緒にいたい
一緒の介護施設で余生を送りたい
という夢は母親の死で叶いません
でした。
2人の会話で覚えているのは施設
ではそれぞれの個室で寝起きして
食堂やコミュニティーで挨拶して
1日が始まる。
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そして一緒に施設内を散策したり
お互いの個室を訪問し合ったりと
まるでそれぞれの自宅を訪問し合う
若い頃と同じように姉妹で刺激し
あって生きて行く。なんてことを
話していた記憶があります。
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私の母親と妹の叔母は幼少期に
戦争の関係で地方での疎開も経験
しています。
そこ暮らしは自給自足で畑を耕し
食材を確保し料理して大家族の
（祖父母と兄弟姉妹6人）8人での
疎開生活であり、中でも母親と
叔母の姉妹は畑の作業から食材の
加工、料理に至る迄女手として
姉妹協力しながら大家族を切り盛
りして祖母を助け、支えてきた
経験が2人の絆を構築してきた
きっかけになったのだと思って
います。
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