父親が介護状態になっても私の
父親に対する嫌悪の感情は消え
る事はありませんでした。
今迄家族に対して父親がとって
来た態度や仕打ちがどうしても
払拭できずにいたからです。
父親の母親に対する暴言や暴力
私や妹に対する理不尽な行動等
とても父親を立派な大人として
認める事は出来ませんでした。
幼少期からのこのような経験が
人に迷惑を掛けてはいけない。
人に相談せずにやり遂げねば
ならないという1人で抱え込む
孤独な一面を背負いながら生き
てきた私や妹にとっては負の
遺産となりました。
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そんな親の介護の悩みを抱える
私と妹を助けてくれたのは、
ご近所さんや友人、叔母を始め
とする親戚の支えによるところ
が大きかったです。
周囲の支えが無かったら父親の
非常識を常識と勘違いする所
でした。
父親の理不尽な背中を見て育った
私達兄妹ですが周囲の支えを受け
その後の親の介護や日常生活での
人との関わり方に良い影響を
与えたと思っています。
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