初めての親の介護は何が辛かった
かというと、在宅介護で親との
1対1の介護だったという事。
車で1時間以内で実家に通う
介護の為、親の介護の日は
自宅から誰にも会う事なく
実家へ。
そして丸1日親と私の2人だけ
の空間で黙々と過ごす日々。
こんな生活が続くと健常な
はずの私自身も精神を病んで
いるような気持ちになった
ものです。
私の仕事も深夜時間帯の
仕事という事もあり、仕事も
夜中に一人で起きて出勤、
勤務中も深夜時間帯の為に
殆ど対人の場面がなく無言
であり、週末の休みは
実家で親と2人きりの介護で
ほぼ人との関わりを絶たれた
中での生活サイクルであった。
こんな生活が続くと生活に
変化がなく、周囲と喜怒哀楽を
共有する場面もないという
精神を病む為に生きている
ような生活パターンでした。
当然仕事にも影響が出ます。
目標を達成するために働くと
いうような目的意識や達成感
も薄れ、ただ流されて生きて
いるような日々でした。
こんな生活では精神を病むのも
当然のような気がしました。
私はのちに友人や同僚、親戚や
買い物先で知り合った人などに
自分の今、親の介護を打明けた事
で、自身のモヤモヤや介護の悩み
を前向きに進めることが出来まし
た。
親の介護で行き詰まった時こそ
周囲の力が生きていく力になると
実感したのです。
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