両親の家庭で生まれ育ち巣立つ迄
殆どの時間を母親と過し喜怒哀楽
を共にしてきた。
父親と過ごした時間なんて母親の
半分もないであろう。
嫁に行った娘が結婚式で
『お父さん今迄ありがとう』と
挨拶するけれども、果たして
母親のそれと比べ、どれだけ
父親の事を知っているかというと
疑問符が付く。
家族（兄弟姉妹）が病気や怪我の時
喜怒哀楽の瞬間、思春期の時期等々
一体どれだけの大事な場面に父親が
関わって来たのか？
いや、立合い寄り添ってきたのは
ほぼ母親だけという人の方が
圧倒的に多いでしょう。
![おひとりさまの介護はじめ55話 親と自分の在宅ケア・終活10か条 [ 中澤 まゆみ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5306/9784806715306.jpg?_ex=128x128 "おひとりさまの介護はじめ55話 親と自分の在宅ケア・終活10か条 [ 中澤 まゆみ ]")
単に給料を家庭に入れて支えたと
いう事ではなく、子供の為に
何回汗や涙を流し笑ってきたのか
のほうが子供の心に残るものです。
その殆どを母親任せにした父親は
少なくとも第一線から退いた時点で
今迄の母親任せの身勝手な生き方を
反省し、独りで生きていく為の
取り組みを家族に伝え、謝罪し
頭を下げて家族の力を借りるべき
ではないでしょうか？
母親任せの長年の家族との溝は
想像以上に大きいものです。
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