母親の介護編75我慢強さが仇に
昭和世代は我慢強い、忍耐力が
美徳の世代？辛くても痛くても
そぶりを見せない、打明けない
こんな昔ながらの慣習が要介護
重病で手遅れになりかねない。
私の母親もまさしく忍耐の人で
家族や兄妹に対しても弱さを
見せない人だった。
人の為に動くのは好きな母親で
あったが、自分の弱みを見せたり
困難を相談する事はしない人で
あったので、その分趣味で発散
して自分の中のストレスを消化
していたようだ。
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母親は専業主婦が殆どでなので
健康診断等の体のチェックは
自治体の検査が主になる為自ら
申込をしない限り受診できない
ので『私は健康だから大丈夫』
と受診する事はなかった。
こんな性分なので少々体調が
悪くても違和感があっても
家族に相談する事はなかった。
私達家族が普段から母親を
観察して病院の受診や健康診断
の受診を勧めなければならない
のだが当時は母親なしでは
家庭が回らない事で家族が母親
に甘えていた事も病気の発見が
遅れた理由の一つだと思う。
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