私が親を初めて介護施設に入所
させたとき、親を見捨てた？
親の介護を放棄した？と自分を
責めた時期がありましたが、
今考えると親も家族もそれで
良かったんじゃないかと思う。
親との1対1の密室の空間での
介護は世間の情報からの隔離
会話のない黙々とした介護と
自らの存在が世間から消えて
いるような孤独感との戦い。
この時点で電話でもいいので、
信頼できる友人や親戚に連絡を
とり思いのたけを打明ければ
まだす加えるチャンスもあるの
ですが、そこで我慢や忍耐に
走ってしまうと介護ストレスの
沼にハマってしまい、やがて
心身共に病んでしまうと思う。
介護保険とか給付金とかの支援
は助かるのだが、もっと精神的
支えになるようなサポート制度
があれば、近くに頼れる人が
いない環境で親の介護をする方
の心の支えになるのではないか
と思う。
経済的負担だけではなく
心の支えになる誰もが気軽に
利用できる喫茶店のような施設
の構築を各自治体に望みたい。
介護ストレスだけではなく
様々な悩みを抱えた人たちが
周囲を気にすることなく悩みを
吐出せるコミュニティーが
あればいいですね。
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