介護施設に入所すべき要介護状態
であるのに経済的事情で在宅介護
を続けている家庭は多い。
身の回りの事が出来ない親や妻、
夫を介護する為に仕事も出来ず
やがて介護放棄や親を殺めて
しまう事件も後を絶たない。
それだけ経済的に苦しい家庭に
とって介護施設に入所する費用は
高い障害となっているのだ。
そんな事例が後を絶たないにも
関わらず、介護保険制度の見直し
や、介護に関わる補助金の制度は
出来ていないのが現状である。
重度の介護者を在宅介護すると
いうリスクがこれだけニュースで
表に出ても である。
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結局は預貯金残高の多い一部の
家庭しか介護施設に公的、民間
問わずに入所できない現実。
親の年金全てを介護に充てても
介護施設には入所できない家庭
が多く高度成長期の日本を支えた
人が今高齢期を迎え高齢者よりも
少子化で新しい命への制度が拡充
する中、高齢を理由に取り残され
充分な介護が受けられないまま
この世を去り、介護する側の家族
もまた無職とならざるを得ずに
社会から孤立していく。
こんな高齢者とその家族の悪循環
を払拭する介護制度を望みたい。
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